最近あまり見かけなくなったお菓子のひとつ「かりんとう」。これは小麦粉や砂糖を原料に、棒状に形成して油で揚げたお菓子です。東京・湯島にかりんとう一筋のお店があるのをご存知でしょうか。このお店はかりんとうの販売開始から60年を経て、いまでもその当時と変わらず1本1本手作りで仕上げており、3度揚げのこだわりを貫いているのです。
湯島の「花月」は、昭和20年代初めに駄菓子屋として創業しました。のちにかりんとうの製造をスタート。現在までその製法は変わらず、地元はもとより他県からも通信販売で買い求める人も多いようです。
インターネット上でも、このお店のかりんとうを支持している人も多いのですが、お味のほどはどうなのでしょうか? 実際に購入して味わってみることに。
包装は大変上品な風呂敷の仕様になっています。封を切ってひとつ食べてみると、市販のかりんとうよりもずっとしっかりとした歯応え。3度揚げのこだわりが、このしっかりとした歯ざわりを生んでいるようです。そして、ほんのりとしたやさしい甘さ、お茶請けには最適ではないでしょうか。
ちなみに販売価格は通信販売で、かりんとう10本入×3袋が1300円(角短冊缶入り)、かりんとう10本入×4袋が2000円(丸缶入り)です。そのほかせんべいやあられも販売されています。少し肌寒くなってお茶のおいしくなる季節です。茶菓子にかりんとうはいかがでしょうか。
(取材、写真、文=チャーミー)
参照元:ゆしま花月オンラインショッピング (http://goo.gl/c3gEX)
▼ 店舗で購入すると、上品な紙風呂敷で包まれています
▼ こちらは400グラムのかりんとう
▼ きれいな黄金色
▼ お店のたたずまいが歴史を感じさせます
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