ご当地らをPRするゆるキャラ。「かわいい」「癒される」などの声援を受け、すっかり定着しています。例えば、彦根のひこにゃん、奈良のせんとくん、滋賀のタボくんなどの人気者も現れ、そして、毎月のように新たなゆるキャラが誕生しています。
また、9月15日から11月26日まで、ゆるキャラでの街おこしを提案する「ゆるキャラ(R)さみっと協会」主催の『ゆるキャラ(R)グランプリ2011』(GP)が開催されています。投票で「日本一」のゆるキャラを決めようというイベントですが、最新のランキングがホームページなどで発表され、ゆるキャラたちの熱い戦いが繰り広げられているのです。
そんな折、11月12日と13日に、東京・杉並区の高円寺で、秋の街おこしイベント『高円寺フェス』が開催され、会場のひとつ高円寺中央公園で「全国ゆるキャラ(R)まつり」が行われました。
会場の様子をご紹介したいと思います。
まずは、西国分寺の「にしこくん」(東京)。
マイナー感たっぷりな西国分寺駅の良いところなどをtwitterでつぶやいています。当日は、ブースのみなさんといっしょに、写真撮影の掛け声「ブーン!」を合わせ、大にぎわい。GPでも人気急上昇中とか。
お次は、「ぐんまちゃん」(群馬)。
年齢は3歳から5歳で、特技は変身。どんな姿になるのでしょう。
杉並区の「なみすけ」(東京)と、鹿角市の「たんぽ小町ちゃん」(秋田)。「なみすけ」は、スギナミザウスル島出身の妖精です。
毘沙門天の旗をかかげるのは、長岡市栃尾の「あぶらげんしん」(新潟)。上杉謙信公を崇拝し、謙信公と名物の「あぶらげ(油揚げ)」が融合しています。
ハンバーグの妖精「ハンバーグマのグーグー」(静岡)は、働き者ですが、メタボとのこと。
宇都宮からは、特命を受けて「ゆるキャラ修行の旅」に出ているという「ミヤリー」(栃木)が、親善大使の美女を伴って来場。2人、似てる?
成田市の「うなりくん」(千葉県)。宇宙にある「うなり星」から成田空港に着陸し、そのまま成田に住み着いてしまったようです。歌舞伎に興味があるとか。
最後は、高円寺の妖精「ハッピーくん」(東京)。会場ではダントツの人気で、「ハッピーくん」に会いに来た子どもたちがたくさんいました。
ゆるキャラまつりでは、今回ご紹介できなかったゆるキャラたちも大集合していましたよ。どのゆるキャラも個性的で、直に触れるとますます好きになってしまう魅力に満ちています。
みなさんは、どのゆるキャラを応援しますか?
(取材、写真、文=竹内みちまろ)
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