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最近、とある “ゆるキャラ” が、気になって、気になって、仕方がないのです。

それは記者(私)が住んでいる、神奈川県大和市のゆるキャラ・ヤマトンです。昨年度の「ゆるキャラグランプリ2014」では88位。全国的な知名度はまだまだ……といったところ。

さほど注目されていなけれど市内のイベントなどで地味に健気に働くヤマトンを見ていると、とてもとても人ごとには思えなくなってくるのです。

……ヤツは一体何者なんだろう? というわけで、ヤマトンの魅力を探ってみました。

【 ヤマトンって何? 】

・葉っぱの妖精
公式ツイッターに書いてあるプロフィールによると、

神奈川県大和市にある泉の森で生まれた葉っぱの妖精です。8月8日(葉っぱの日)生まれの森年齢3〜4歳の男の子。

なるほど、葉っぱの妖精だから「緑色」なんですね。晴れた日は地面に寝転がって光合成をするそうです。かわいいなぁ〜。ちなみに言わずもがなですが、名前のヤマトンは「大和市」からとっています。

・特技は、大なわとび
特技はなんと “大なわとび” らしい。今のところ最高記録は33回。ずんぐりむっくりな体型だけど、縄跳びが飛べるくらいなので意外と俊敏に動けるんですね。

・手に持っている「ナルト」のようなものは何?
ヤマトンが手に持っているのはナルト……ではなくて市の花である「野菊」なんだそうな。

・謎の「ボディ脇の切りこみ」は何?
ヤマトンには「ボディ脇に切りこみ」があるんですが、いったいなんだと思いますか? 公式ツイッターでファンが質問すると……

tweet1

葉っぱなので虫に食べられちゃったんです

ってさ。ヤマトン……痛くなかったかい? 

【 ファンが少ないなか地道に働くヤマトン 】

ヤマトンの魅力はこれだけじゃない! ファンが少なくても地道に働くヤマトンの姿が健気です。

・市民に好評「やまとんGO」
市内を走るコミュニティバス「やまとんGO」は、ヤマトンを知らない市民にも好評。バスに描かれたヤマトンのイラストは、エンタメ情報誌「ぴあ」の表紙絵で有名な及川正通氏(大和市在住)が手がけているそうです。

・記念撮影では大サービス
写真撮影では一緒に写る人の背丈に合わせて、伸び縮み(その日の気分で180〜190cm)するんですよ! 葉っぱなのにスゴい! 「葉っぱ」としても、「ゆるキャラ」としても、コレどういう構造になっているんだろう、とにかくスゴいね!

【 くまモンなんて、羨ましくないやい! 】

くまモンのような全国的にブームになって欲しいような気もしますが、地元にしっかり根ざして市民のマスコットとして地味ながらも一生懸命に働くヤマトンこそ、ゆるキャラ本来の姿!

というわけで私は今後も地道に活動をつづけるヤマトンを応援します!

参照元:大和市イベント観光協会公式ツイッター
執筆=日向陰ル (c)Pouch

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