3月に起きた東日本大震災から続く余震や、未だ終息しない原発事故。さらには世界恐慌不安に相次ぐテロ活動、そしてわが国のみならず世界各国で起きている政治不信。

なんだか悪いことがいっぺんにやってきたような2011年ですが、さらなる不安を予感させるような雲が、11月20日東京を覆っていたと話題になっています。

この日、ツイッター上には「雲がなんだか変だ」と写真を投稿する者が多数。渋谷や練馬をはじめ、都内のいたるところで目撃された不気味な雲。おそらく、この雲は夕方に起こった激しい夕立を連れてきただけのものと思われますが、その異様な様子に震え上がる人が続出しているのです。

雲の写真を投稿した人達からは、「世紀末みたいな雲!」「映画みたい」「(天空の城)ラピュタだ」など、様々な声が飛び交っています。中には、「この雲が、今日東京行ったら死ぬよと教えてくれた気がする」といった怖ろしい声まであったほど。

どうやら投稿者の意見は、「綺麗だ」とただその美しさを絶賛しているものと、「綺麗だけど、なんだか不気味で恐怖を覚える」というものに大きく分かれているようです。

たしかにあの日の雲、そして前日の天気は、普通ではなかったように記憶しています。あのような夏を思わせる雲や天候が、冬も差し迫ったこの時期に現れるなんて、やっぱり変です。

これほどまでに異様な雲の姿を目にしたら、「なんだかわからないけれど、とにかくやばい気がする」と本能で感じても、決しておかしくはないのかも。一体これから何が起きるの? 世界の終焉が来ちゃったらどうしよう! とまあ慌てても仕方がないので、なにが起きてもおかしくはない今、準備だけは万全に整えておくことだけお勧めしておきましょう。

(文=田端あんじ)

参考元:summify.com( http://goo.gl/dq53j

▼不気味で美しい雲の数々