もはや皆さんご存知であろう、スライム肉まん(170円で全国のファミリーマートで発売中)。

先ほどムダにお金をかけて作った「メタルスライム」をご紹介しましたが、今度は(またまた何番煎じかわからんのですが)、記者がどうしてもやってみたかったもの、スライム肉まんから液体を流してみることにしました。

※グロテスクなシーンなどが苦手な方は閲覧をお控えください。

まず必要なのは、液体となる食用色素。食品専門店へ行くと赤や黄色や青など、基本の色が置いてあるのでアナタの理想の色を選んでね!(合成着色料ではなく、天然ものを選んで健康を気遣うことも必要であるぞ)。

というわけで、本日は紫色の食用色素(ムラサキイモ色素)を使用してみることにしたのであります。少量の水に色素の粉を付属のスプーンで6杯ほど入れると、なかなかに毒々しい色になってきましたよ。血が騒ぎますな、ぐふふ……。

さて、色素水が濃厚なグレープフルーツジュースのような色になりましたら、ホカホカで新鮮なスライム肉まんの体を包丁でグサリと人思いに刺し、こじ開けます。さらにその隙間にパープル色の水を流し込みまして、ぐじゅわーっと染み渡らせ、お皿の上にもそれらしく色水を垂らすと、もう、どこからどうみても液体を流したスライムのできあがりですわよ。

どう? リアルで素敵でしょう? もちろん、ずーっと見ていたい気持ちはわかるけれど観賞用ではないわけで。目で十分に楽しんだあとは、スライムをひと口大にむしり取って、お皿の上の液体を付けながら美味しく頂きます。料理はまず目で楽しむべし、グルメの基本がここにあるんですわ。

ちなみにお味……なんとなくほんのり甘い感じがするような気がするけれど、ほぼスライム肉まん本来の味です。心配せずにご堪能くだされ。

さらに最近恋愛していない方、これを作れば野生の本能が芽生えて積極的になれる! ……かもしれないぞな。そして作ったら、責任を持って絶対にぜんぶ食べてね!

(写真、文=池田廉)

▼美しいパープルでございます…ホホホ

▼ボクの体液はブルーじゃなくてパープル…ぐふっ

▼どろり…。美しい、ボク…

▼体液がグジュワーっと染みこんだスライムの肉片をどうぞ召し上がれ!