そもそも「ブッシュ・ド・ノエル」って、どのようなケーキのことを言うのでしょう? フランス語でノエルが「クリスマス」、ブッシュは「薪」、すなわち「クリスマスの薪」という意味なのだそうです。

一般的には、暖炉の薪をイメージして、ロールケーキの表面をチョコレートクリームなどで覆って作られます。フランスではクリスマスが近くなると、様々なスタイルのブッシュ・ド・ノエルがお菓子屋さんのショーウィンドウに陳列されます。日本でも、丸い形の一般的なクリスマスケーキと共に並べられて、眺めているだけでもワクワクしますね。

先日放送された某TV番組でも、今回ご紹介する黒柳徹子さん特製のブッシュ・ド・ノエルが披露されて話題になっていたようです。この徹子さんの「ブッシュ・ド・ノエル」ですが、材料は、ビスケット、生クリーム、チョコレートソース・牛乳のみです。

今回は、チョコレートソースを使用しないホワイトケーキに挑戦してみました。それでは、さっそく取りかかりましょう。

【材料】
・ビスケット 甘み少なめのハードタイプがおすすめ。今回は森永「マリービスケット」21枚使用
・生クリーム1~2パック
・砂糖 適宜
・牛乳を少々(ビスケットが浸せる程度)

【作り方】
1. 生クリームと砂糖を入れたボールの底を氷水で冷やしながら、泡立て器で空気を抱き込むようにホイップします。あとで塗りやすいように、固めに仕上げます。

このくらいの固さがベスト


2.ビスケットの両面をさっと牛乳にくぐらせます。

3.湿らせたビスケットの片面に1のクリームを塗り、同じように湿らせたビスケットで挟み、横にどんどん重ねていきます。


4.お好みの長さに達したら、残りのホイップクリームですっぽりビスケット生地を覆います。
5.ラップをかけて一晩冷蔵庫に寝かせて、飾り付けをしたら完成♪

ショートケーキ風にアレンジしてもよいですね

ポイントは、ホイップクリームを仕上げのとき塗りやすいように固めに仕上げることビスケットを牛乳に浸しすぎないで、さっとくぐらせる程度にすることです。ケーキを切り分けるときは、しま模様の断面がキレイに現れるように斜めに切ります。

ホイップクリームは、味は少々落ちますが、市販のインスタントホイップなどを使用するとより簡単にできます。チョコレートソース、インスタントコーヒーなどを加えても、美味。なにしろ自由自在にアレンジ可能ですので「家にはオーブンがない!」とお嘆きの方、今年のクリスマスに、お試しになってはいかがでしょうか?

(文、写真=はぎぃ)
参照元:トットチャンネル(http://www.inv.co.jp/~tagawa/totto/index.html