スマホ用写真アプリ「Instagram」ファンのみなさま大注目~! そして、PouchのInstagram写真コンテンスト「pouchgram」に応募してくれたみなさま、おまたせしました。2012年6月27日~7月1日まで受け付けていた、第2回pouchgramの結果発表のお時間がやってまいりました~!

第2回目のテーマは “サンセット(夕日)”。集まった写真は、なななななんと……391枚! 前回よりは少ない数でしたが、どれもこれも力作ぞろい! 想像通りのハイレベルな大会に、pouchgram実行委員会はまたもや感動。たくさんのご応募、本当にありがとうございました!

審査員は前回同様、当サイトPouch編集長のメル凛子、プロ写真家枠にはラグジュアリー層向け旅行雑誌などで活躍中のフォトグラファーOhashi Masahiro氏、最後のアーティスト枠にはプロ漫画家のテリーヌ富士子! 以上3人が厳選に厳選を重ねて選んだ結果、グランプリはこちらの作品となりました!

作者はInstagram名「acidmoooon」さん。作品名は「『東京湾』思い出の ディナークルーズからの夕日。」でして、ビビットな色彩感覚がとにかくスゴイ! ちなみにacidmoooonさんは前回も入選を果たした色彩の魔術師。圧倒的な迫力で、満場一致の第一回グランプリ受賞となりました。おめでとうございます!

【準グランプリ】
惜しくもグランプリは逃したものの、審査員がこれまた全員一致で「いい!」と思った作品がpouchgramの準グランプリ。今回の受賞者はInstagram名「erikanakada」さんの作品『大晦日』です。撮影地はハワイのワイキキビーチ。2011年の大晦日の夕陽、つまり2011年最後の夕陽とのこと。黄金色に輝くビーチと人影のシルエットは美しいのひとこと。おめでとうございます!

【プロ写真家部門賞】
さてさて、ここからは各審査員が選んだ特別賞の発表です。まずはフォトグラファーOhashi Masahiro氏が選んだ「プロ写真家部門賞」は……Instagram名「skinny_clamsy」さんの『カーテン越しの夕焼け』です! 単に窓から夕焼けを撮るのではなく、あえてカーテン越しに撮影している工夫溢れる一枚。

この作品を選んだ理由を、Ohashi Masahiro氏は以下のように語っています。

「夕陽の強い日差しの逆光をカーテンで柔らかな光に変える発想(イメージ)が斬新。何気ない構図に見えるが夕日、カーテン、植物と、画面いっぱいにさまざまな情報が詰まっている。淡い色味とカーテンが絶妙な彩度で活きている。」

【アーティスト部門賞】
続いては、アーティスト枠の審査員、プロ漫画家のテリーヌ富士子が選んだ「アーティスト部門賞」はというと……Instagram名「kunikuri」さんの『いつもの帰り道。』です! 撮影地は不明ですが、とにかく「いつもの帰り道」であるそうな。kunikuriさんが写した他の写真も確認してみると、確かに夕焼けが綺麗なときには同様の写真が多数撮影されています。

この作品を選んだ理由について、テリーヌ富士子は以下のように語っています。

「いつもの帰り道でこんな絶景が見られるなんて、なんて贅沢! 羨ましいです。この写真を見た時、真っ先に思ったのは “どこに住んでいるのかしら?” ということ。どこなんだろ?

ちなみに今回の大会では、モチーフに “夕陽+田んぼ” を選ぶ人が多かったです。そのなかでも特に心を動かされたのが、この『いつもの帰り道。』でした。おめでとう!」

【Pouch編集長部門賞】
最後はPouch編集長のメル凛子が選んだ「Pouch編集長部門賞」の発表です。彼女が選んだのは……Instagram名「halzpapa」さんの『夕日に照らされる田園風景』でした! ちなみにhalzpapaさんは前回も多数の写真を投稿してくれたpouchgramの常連さんです。

この作品を選んだ理由について、Pouch編集長メル凛子は以下のように語っています。

「夕暮れを見るといつも寂しい気持ちになるのですが、この作品からは情緒的ながらもまるでメルヘンのなかにいるような優しさが伝わってきました。

1日の終わりに一瞬キラリと輝く虹色の閃光。それとは比例して、どんどん薄れ行く山の端。さらに、Instagramのものではなさそうですがフィルタ処理をしているのでしょうか、闇に覆われようとしている夕暮れの儚い情景を、ぼんやりと柔らかく包み込む様子も素晴らしい。

Instagram特有の正方形に合わせ、効果的に画が切り取られているのも評価が高いです。」

そのほかにも、惜しくも入選は逃しましたが、各審査員が迷いに迷った写真が前回同様、山ほどありました。どれもこれもハイレベルな絶景写真ばかりです。あまりにも惜しいので、あと一歩だった作品も以下に掲載したいと思います。

なお……明日7月4日にも第3回「pouchgram」を開催予定。テーマなども、明日Pouchにて発表しますので、みなさまふるってご参加ください。最後に、たくさんのご応募、本当に本当に……ありがとうございましたーッ!

(文=pouchgram実行委員会)
トップ写真:Instagram @acidmoooon

▼Ohashi氏とメル編集長が、深い色味とタイトルに惚れた、「takeo_m」さんの『残業終り』。

▼テリーヌ富士子が最後まで迷った「dai_xen」さんの作品『飯田橋より新宿方面。』

▼編集長メル、学生の頃を思い出して懐かしい気分になりました。「muchacho」さんの『Sweet my home 』

▼Ohashi氏イチオシの「skinny_clamsy」さんの『雨上がりの夕』

▼メル編集長が、タイトルと馬さんの後ろ姿に思わず噴き出してしまった「copeta」さんの『さぁ家帰ろう』。すきです。

▼こちらもテリーヌ富士子と編集長メル イチオシの「cocokarasu」さんの作品『ふるさと』

▼田んぼ+夕陽の組み合わせに弱いテリーヌは、上記作品と同タイトルの「ふるさと」でも悩んだ! 「tototomooo」さんの作品『ふるさと』

▼メル編集長が推薦。生き生きと美しい「shoppy19 」さんの「あじさい寺の夕暮れ」。

▼またも田んぼ+夕陽のモチーフは、テリーヌ&メル凛子が推薦!「halzpapa」さんの作品『田んぼの水面に映る夕日』

▼テリーヌもメル編集長も「渋いわぁ。タイトルもいいわぁ」と惚れ惚れした 「ephemera25」さんの作品『時を待つ』

▼メル編集長セレクト。あの日のことを思い出しました。「halzpapa」さんの『2011年3月11日の夕日』。halzpapaさんはこれで3枚目おみごと!

▼Ohashi氏がほれ込んだ「fukmeg 」さんの『THE NIPPON』。

▼メル編集長セレクト。わたあめのような雲の『ego14』さんの「もうこんな時間」

▼テリーヌが「タイトルがいい」と絶賛の 「n_matsuba」さんの作品『夕日も富士も人にのまれる。 』

▼メルセレクト。みんなに見て欲しいと思った「mamiyak46」さんの『川みたいに光ってた』

▼編集長メルが色味とアングルに惚れました! な、「u2sous」さんの『夕日が綺麗(#^.^#) 』

▼テリーヌもメルも「青春って感じ」と羨ましく思った 「farawaytrains」さんの作品『旅の終わり… 』

★★★第三回『PouchGram』にも是非ご参加くださーい!★★★