顔を小さくしたり、脚を長くしたり、はたまた体を細くしたり。自分自身をよりよく見せるための写真加工って、最近はアプリひとつで簡単にできちゃいますよね。

けれどイギリス・ブリストルを拠点に活動するフォトグラファー、ベン・ロビンズ(Ben Robins)さんは、そうした加工は一切しません

インスタグラムに投稿されているのは、腕がヘビのようにくねくねと細長かったり、首が金属のおもちゃのようにビヨ〜ンとしていたりしている奇妙な写真。

ユニークだけどややホラーでもあって、不思議な中毒性があるんです。

【摩訶不思議な写真の連続~~~!】

みかんの皮をむくように顔をはがしたり、 腕がパスタになったり……。ロビンズさんは、体中のありとあらゆる部分に加工という名の魔法をかけて、ファンタジックな写真を生み出し続けています。

誰もが「ええっ!?!?!?」と驚く写真の連続で、遊び心と想像力に感心せずにはいられません。

【世界観にワクワクが止まらないよっ】

時には分身の術でも使ったかのように自分自身を複数人登場させたり、小さくなってカメに乗ったりもしているロビンスさん。加工のバリエーション多すぎ~!

次はどんな世界を見せてくれるのかと、ワクワクが止まらなくなるんですっ。

【ブライダル写真とのギャップよ…】

ロビンスさんは、普段はブライダル写真やライブイベントを撮影するフォトグラファーとして活躍していますが、そのいっぽうでデジタルアーティストでもあります。

今回注目した奇妙な写真は、そんな彼が2008年からスタートしたプロジェクト「Digital Photomanipulation」からの作品。写真編集の可能性を探求する活動とのことですが、こうして仕上がっている作品を見ると、その可能性は無限大なのだと感じずにはいられません。

作品は、ロビンズさんのホームぺージからも確認できます。ロマンチックでスタンダードなブライダル写真とのギャップが激しいので、見比べてみるとさらにおもしろいですよぉ!

参照元:Ben Robins PhotographyInstagram @benrobins1
執筆:田端あんじ (c)Pouch