私事で恐縮ですが、夏に向けてのダイエットが間に合いませんでした……しかし、季節はもう夏! 洋服でごまかせるのもあとわずか、露出せねばならない日が近づいているのです! 似たような情況の女子も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?
こうなったら着やせしつつ、ダイエットを継続するしかない! そんな矢先、偶然気がつきました。チャイナドレスの着痩せ力、いや、スタイルUP効果がめちゃめちゃ高いことを! 鏡を見てビックリしました。「私にウエストがあるーーー!!」
いやー、ビックリです。まずは、Tシャツを着たときとチャイナドレスを着たときの比較画像をご覧いただきたいです。どん!
あれ? 何か、チャイナドレスの方がシュっとしてない? 今度は同じポーズでいくよ。
横から見た図はこちら。
やっぱり細く見える! ウエスト>アンダーバストな私ですが、どういうわけかウエストが細く見えているではありませんか!
それにしてもチャイナドレスは、なぜスタイルUPしたように見えるのでしょう。中国で洋服のオーダーメイドを手がける職人さんにもお話を伺いつつ、様々な角度から検証した結果……秘密は「切り替え」にあることが判明! 切り替えはより体にフィットさせ、立体感を出す効果があります。
まず、両胸から肋骨にかけてそれぞれ1本。
そして、胸から脇にかけて1本。
最後に肩甲骨から腰にかけて1本。
左右あわせて6本、切り替えが入っています。つまり胸から腰にかけて凸凹とメリハリがついた縫い方。それに加えて、ウエストに曲線が出るような裁断もナイス! また、これはワンピース全体に言えることですが、同じ色が首から足もとまで続いているので、視覚的にタテ長効果があり、細く見えるのです。
体にフィットしているだけあり心なしか背筋もシャキン! 正しい姿勢になると猫背のときと比べお腹周りがスッキリ見えます。
チャイナドレスは、中国の民族衣装と思われがちですが、満州族の民族衣装・旗袍(チーパオ)に由来、その後1920年代の上海で西洋文化を取り入れ完成されたと言われています。さすが欲望と野心渦巻く魔都で完成しただけのことはあるっ!
スタイルUPを狙うなら、やはりオーダーメイドがベストです。既製品の場合も、購入時には試着をしてしっかりサイズを確認したいですね。
ただ、シルクやサテンのドレスだと、普段使いにはトゥーマッチ。木綿のチャイナドレスや、チャイナ風に切り替えが多く使われたワンピースがいいかもしれません。
スタイルUPして見せたければ、隠しちゃダメ! 思い切って出してメリハリをつけるというのも手かもしれませんよ。
(写真、文=おおさか もぐみ)
▼木綿のチャイナドレスやチャイナ風ワンピも可愛いよ☆
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