クリスマスケーキを手作りする上で欠かせない「生クリーム」。

だけど……自力で泡立てるのは大変。まぁ電動ハンドミキサーがあれば余裕ですが、私のように持っていない人もいるのでは。

しかし、ジャムでお馴染み「アヲハタ」によるとあるものを加えるだけで生クリームがあっという間に泡立つらしいのです。

生クリームを素早く泡立てる時短裏ワザ。あったら目からウロコじゃないですか!?

【あるものの正体とは…】

アヲハタならではの時短裏ワザ。それは、生クリームにジャムを加えるだけ

それだけでフワフワのクリームが完成する&泡立て器や電動ハンドミキサーが無くても、大きめのスプーンで代用OKっていうんです。

……そんなにお手軽なら、試してみるっきゃないでしょ!

【気をつけるポイントは3つ】

アヲハタによると、泡立ちやすさの決め手はジャムに含まれる「ペクチン」。果物に多く含まれる食物繊維の一種で、乳成分と合わさることで固まる性質があるのだそうです。

なお、ジャムの種類はお好みでOKです。これらを踏まえて、私が用意した材料はこちら。

・タカナシ 特選北海道純生クリーム35 100ml
・アヲハタ 55 リンゴ 50g

アヲハタが導き出した、ジャム:生クリームの最適な比率は「1:2」!

①乳脂肪分の高い生クリームを使用する
②生クリームは冷蔵庫でよく冷やしておく
③混ぜるときはボウルを傾けながら空気を含ませるようにする

と3つのポイントに気をつけながら試してみましょう。

【挑戦してみた結果…?】

ボウルに生クリームとジャムを入れて、大きめのスプーンで空気を含ませるように混ぜていきます。

指示にあるとおり、ボウルを傾けながらしばらく混ぜてみましたが……あれれ、なかなか固くならないぞ!?

しばし困ったのですが「ひょっとしたらジャムが足りないのかも」と思い立ち、50gから100gにジャムを増量してみたところ、次第に生クリーム全体が固まりはじめました。

そのまま泡立てること、およそ5分。本当にふわっふわのクリームが完成したよ〜〜!

【ジャムの量に注意して】

実際に時短裏ワザにチャレンジしてみてわかったことは次の3つです。

・決め手は「ジャムの量」
・スプーンでも可能だけど泡だて器のほうがラク
・もっと生クリームの乳脂肪分が高めでもいいかも

まずは「ジャムの量」ですが、ジャムに含まれるペクチンの割合に左右されるようなので、ジャム1:生クリーム2から始める→固まり具合を見ながら少しずつジャムを足していくという方法がベターだと感じました。

そして、スプーンよりも泡だて器の方が圧倒的に手がラクです。アヲハタによれば「シェイカーでも代用できる」そうですが、泡立て器と比較すると時間がかかるみたい。

また今回、私の好みで口当たり軽め&柔らかめなクリームを作る際に使う乳脂肪分35%の生クリームを使用しましたが、固めを好むならもう少し乳脂肪分の高い生クリームを選ぶのがいいかも。

【生クリームが苦手な人も試してほしい】

今回のやり方で生クリームを作ると、甘さが調整できるし、好きなフレーバーを完成させられます。

甘さ控えめのフルーツフレーバー(果実がごろごろ入っているタイプのジャムがおすすめ)のクリーム、めちゃくちゃ美味しいですよ。

ジャムを使用することで、従来の生クリームとはひと味違う味わいを堪能できるので、生クリームがあまり得意ではない人こそ挑戦してほしい〜!

ケーキのトッピングだけでなく、パンケーキやスコーンに添えたり、クラッカーにつけて食べるのも最高。お家にジャムがあるなら、ぜひ試してみて。

参照元:プレスリリース
執筆・撮影:田端あんじ
Photo:(c)Pouch