フクロウは、首を左右にそれぞれ270度まで回転させることができます。
なぜなら、フクロウには頸椎の骨が14個もあるから。首周りに骨がたくさんあることで、より回転しやすく、その特性で狭い視界の幅を広げているのです。
これからご紹介するのは、フクロウのそんな特性を実証している映像です。この実験は、頭を回転させるのではなく体を回転させて、フクロウの首が180度以上容易に回転するのだということを私たちに示しています。
youtubeに投稿されていたこちらの動画は、1962年にK.E. Money博士によって行われた実験映像らしいのですが、フクロウもフクロウをぐるんぐるん回転させている研究員の方も、見れば見るほどとにかくシュール。
フクロウは、いくら体をぐるんぐるんされても首をそのままにして涼しい顔。一方研究員の方は、「これでもか!」と言わんばかりの険しい表情で力いっぱいフクロウをぐるんぐるん。
ポーカーフェイスのフクロウに腹でも立てたのか、研究員の方、今度はフクロウに目かくししちゃっております。そしてそのまま、ぐるんぐるん。それでもフクロウの首は、やっぱり定位置のまま。へ~、フクロウって本当に首が大きく回転するんだねっ。
最後のほうは拷問にすら見えてくる、こちらのフクロウ実験映像。それでも無表情を貫くフクロウさんと研究員の方の厳しい表情の対比に注目して、存分にお楽しみくださいませ。
(文=田端あんじ)
参考元:youtube.com( http://goo.gl/zB6dZ )
▼なにもかもがシュール
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