上の写真をごらんください。こちらはアーティストのジル・シルヴィアさんによって製作された、アメリカにある『ジェファーソン記念館』の建築模型です。

実に精巧で美しいその姿……さてみなさん、この建築模型、一体何でできているかわかりますか?

海外サイト『bookofjoe.com』によると、正解はなんと、おもに経理で使用される「帳簿用紙」なのだそう! 罫線に沿ってカットして枠だけを残し、それを建物のかたちに組み立てていくと、こうなるらしいです。す、すごっ。だからよく見ると、建物の壁面が網状になっているんですねっ。

これまでシルヴィアさんが作った建築模型は『ホワイトハウス』や『アメリカ財務省』など、経済に関連する建物ばかり。なぜだかわかりますか?

わかった人は鋭い! 「帳簿用紙」は経理に使うもの……そうです、彼女は「経済に関連した材料で、経済に深いかかわりのあるモノを作っている」というわけなんですね~。

枠に沿ってひとつひとつ穴をくり抜いていくだけでも相当気が遠くなりそうな作業なのに、その上それを建物のかたちに組み立てるなんて、シルヴィアさんてばホント根気ありすぎ。しかも上手過ぎ。それではみなさん、気が短い人には絶対にできない偉業を、とくとご覧あれ!

(文=田端あんじ)

参考元:bookofjoe.com(http://goo.gl/wAk9Q

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▼ぜ~んぶコレでできてるんだよっ☆