サハリン(樺太)は、北海道の真上にある細長い島です。みなさんは、この地域がどんなところだかご存知でしょうか?

日本(北海道)からすごく近いのに意外と日本人には知られていないのですよね。もちろん1945年までは南サハリンは日本の領土だったとか、そういう歴史的な面においてはご存知なのでしょうけど。

まあ、そんなサハリンなのですが、たまたまサハリンの観光マップを見ていたら、「にほんみたい」という店を発見したのですね。「にほんみたい」ってことは、「日本みたいな?」ってことだから、日本をかなり意識した店に違いない!

なんかよくわからないんですけど、そう「ビビッ」と感じた筆者は早速、この「にほんみたい」っていう店に行ってきましたよ。

まず、目的地に到着して、1階の受け付けで受付を済ますと、2階に案内されます。すると、美人のスタッフさんがあらわれて太々しく席に案内してくれます。あまり感じが良くなかったのは、筆者がロシア語を話せず、英語で話しかけたからかもしれません。というのは、ここサハリンでは英語は全く通じず、英語で話すと嫌がられるのです。まあ、仕方ないけどね。

さて、一番奥のテーブルに座ると、ようやくこの店がどんな店かわかりました。そう、この店は回転寿司屋だったのです。回転寿司「にほんみたい」。でも、不思議なことにベルトコンベアーは一切回っていません。回る気配も感じられないのです。それに窓際にカウンター席があって、オシャレな感じでカップルが寿司食べてるし、うらやましいなこのヤロー♪

そんで、肝心のメニューなんだけど、この店は、寿司以外にも、カレーや天丼、カツ丼など様々な種類の日本食を扱っています。

要は、回転寿司屋を模した日本食レストランって感じだったわけですね。なんか、結構普通じゃーーーん(笑)でもね、筆者が頼んだ海鮮カレーは意外においしくってこれ注文して正解だったよ。やはりサハリンは海に囲まれてるし、海の幸に恵まれているんですね。いやーほんと美味しかった♪

でもね、1つだけ許せないことがあったのね。だってさ、「にほんみたい」って名前で、回転寿司やってって、回転はしなくて、バラエティーに日本食扱っているのに、それでいてなぜか「熱帯魚の水槽」がデカデカと置いてあるんだもの。

いやさ、悪くないよ、熱帯魚。でもできれば、ここはサハリンだし、生け簀を置いてほしかったんだよね!

まあ、最後まで期待を裏切ってくれたことは良かったんだけどなー。とにかく、読者のみなさんも、この「にほんみたい」ぜひ行ってみてくださいよ。あ、でも、美人の店員さんが多いから彼氏を連れていっちゃダメですよ。連れていくかこのヤロー(笑)

(文=写真 Y__KO)