どんなことが起こっていて、どんな生き物が暮らしているのか。知っているようで、ぜんぜん知らない海の中。もしかすると、深い、深いところには人魚姫のお城があって、魚たちと楽しく過ごしているかも。
米カリフォルニア州ロサンゼルス在住の写真家、フェリックス・サラザールさんが撮影した海の生き物たちの写真はとっても幻想的。ゆらゆらと揺れるサンゴやイソギンチャク、ひらひらと泳ぐかわいい熱帯魚なんかをマクロレンズで接写撮影しています。
ピンク、ブルー、紫など、サンゴやイソギンチャクの色鮮やかさにまずびっくり。海の中には、こんなにビビッドな世界が広がっているの!? 毒々しいぐらいにカラフルで、うっとりしちゃいます。
そして、その形状もすごく神秘的。お花みたいな形だけれど、陸に咲くお花とはぜんぜん違うミステリアスな形。触りたいような、触りたくないような……触れた途端に、パクッと手を食べられたりしないかしら……。
地球の総面積の70%を占める海。それをすべて覗き見ることなんてきっとできないけれど、サラザールさんの写真を眺めているとちょっとだけ海の中にいるような気分になれちゃいます。ほんと、世界って知らないことだけ!
(文=夢野うさぎ)
参照元:Felix Salazar
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