夏になるとモヒートが飲みたくなる! ラムコークが飲みたい! そんなラム好きの皆さん! モヒートやラムコークの代わりにまったく新しいカクテルに挑戦してみてはいかが?
記者は先日、カリブ海No.1ラムブランドのブルガル社のラム酒を使った、サントリーブルガルカクテルチャレンジというコンペティションを見に行きました。300人以上の応募者の中から選ばれた6人が腕を競うコンペです。
審査員はブルガル社があるドミニカ共和国の参事官ミゲル・パラゲールさん、ブルガル社の次期社長の美女、ジャジル・ルーシア・ビラヌーヴァさん、Oggi編集長の加藤睦美さん、元サントリースクール校長の花崎一夫さん、サントリー酒類(株)スピリッツ事業部輸入酒部長の鎮守泰三さんの5人。緊張感の漂う中、6人の挑戦者が次々にカクテルを紹介しました。
【優勝したのは、Larimar(ラリマー)】
優勝は、ウェスティンホテル大阪のエグゼクティブバー「ブルーバー」の島田耕太郎さんのLarimar(ラリマー)というカクテルに決定。Larimar(ラリマー)とは、ドミニカ産の美しい海のような色合いの宝石のこと。その名にふさわしく、美しい青色をしたカクテルです。
記者も味見させていただきましたが、柑橘とハーブを合わせた爽やかな香りで、モヒート好きの人ならきっと好きになるだろうと思われるお味。レシピはこんな感じ。
<Larimar(ラリマー)のレシピ>
材料
・ブルガル ブランコ(ホワイトラム) 40ml
・ミスティア 10ml
・デカイパー ブルー キュラソー 1tsp
・フレッシュグレープフレーツジュース 20ml
・ハチミツ 10ml
・タイムの葉 1本
・レモングラス 1本
・レロリの葉・レモンピール・アラザン(飾り用) 適量
作り方
1.グラスのエッジを「デカイパー ブルー キュラソー」と塩でコーラルスタイルにする。
2.フレッシュのタイムの葉、レモングラスをある程度の長さにカットして入れる。
3.シェーカーにタイム、レモングラス以外の材料を入れ、シェークし、グラスに注ぐ。
4.グラスにクラッシュ度アイスを入れ、軽く混ぜ合わせる。
5.グラスのふちに、セロリの葉、ミントチェリー、レモンピール、アザランを飾り付ける。
【次期社長の美女ジャジルさんオススメはMaduro(マデューロ)】
ブルガル社の次期社長はチャーミングな美女。彼女が通訳さんと二人になった隙を狙って話しかけちゃいました。気さくに応じてくれたので、調子に乗って「優勝のカクテル以外に、ジャジルさんのオススメはどれですか?」なんて聞いてみましたよ!
結果、ジャジルさんのオススメはMaduro(マデューロ)。SUNTORY JIGGER BAR St. Louisの山本大祐さんが作った、「成熟」という意味を表すカクテルです。夏の夕方に飲みたくなるような、深みがありながらも爽やかな大人の味です。
<Maduro(マデューロ)のレシピ>
材料
・ブルガル 1888 40ml
・マリブ 15ml
・ブラックコーヒー 10ml
・ドランブイ 1tsp
・ミントの葉 7〜8枚
作り方
1.材料をシェークして、クラッシュ度アイスを詰めたグラスに注ぐ。
2.シナモンスティックとミントの葉を飾って完成。
【記者のオススメ】
優勝した「Larimar(ラリマー)」も、ジャジルさんオススメの「Maduro(マデューロ)」も美味。その他のカクテルも全部味見したところ、それぞれに味わい深くおいしかったのですが、記者が好きだったのはBar羽月の山元涼子さんが作った、プンタカーナというカクテル。生クリームが入っていてちょっとデザート感覚で楽しめます。
プンタカーナとは、ドミニカ共和国にあるビーチの名前とのこと。ビーチの白い砂浜と明るく青い海を模した美しいカクテルです。
<プンタカーナのレシピ>
材料
・ブルガル ブランコ 30ml
・ブルガル 1888 5ml
・ミドリ 5ml
・ザ・ブルー ブルーキュラソー 10ml
・マリブ 10ml
・生クリーム 10ml
作り方
1.材料をすべてシェークし、砂糖でデコレーションしたカクテルグラスに注ぐ。
2.ドミニカ共和国の形に切ったライムピールを飾って完成。
コンペティションの後は、出席者にもカクテルが振る舞われ、来場したお客さんは様々なブルガル・ラムのカクテルを楽しんでいました。皆さんも、今年の夏はぜひ、新しいカクテルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
(取材、写真、文=山川ほたる)
▼ブルガル・ラムのカクテルを楽しむお客さんたち▼
▼優勝した島田さん(白いタキシードの男性)。そのお隣の女性がブルガル社次期社長のジャジルさん▼
▼Maduro(マデューロ)を作る山本さん▼
▼プンタカーナを作った山元さん▼
▼特設バーでブルガル・ラムを楽しむお客さんたち▼
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