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同じ教室で笑って、同じ体育館で走って、同じ男子を好きになって喧嘩したあの友人この友人が、みんなヒトの親になっている。

三十路を過ぎた同窓会では「結婚の有無」「子供の有無」という、ごまかしようのない格差社会が形成されます。だんだん、相づちを打つタイミングが遅れてきた独身同士で固まって、二次会の夜は更けていく。

そんな傷の舐めあいをしている間も、女性のカラダは、常に赤ちゃんを授かる準備をしています。ヘイヘイ! そうだよ! 準備万端さ! 準備だけはね。愛は子宮に届き、地球を救う、日本を救う。きっと記者も救われるはず。愛はいつ届きますか。

今回ご紹介するのは(株)エムティーアイが運営する、女性のカラダとココロの健康情報サイト『ルナルナ』で行われた、会員1,475名に対して「妊娠前の意識について」のアンケート調査。20~40歳代まで幅広い層のユーザーが、妊娠について回答しました。勢いに任せない、計算高い皆さまのリアル本音をお聞かせ願いましょう。

■ 約9割の女性が妊娠希望

現在妊娠を希望しているか否かを聞いてみました。「妊娠希望」の人が45.8%「避妊希望」の人が37%という結果で、調査では約半数のユーザーが妊娠を希望していることがわかりました。現在妊娠を希望していない人も含め、「いつかは、妊娠してみたいか?」という質問では、「はい」と答えた人は88.3%で、なんと9割近くの人は「いつかは妊娠したい!」と思っています。

排卵前って、やたらと子供がかわいく見えるときがありませんか? 子宮が、本能レベルで「膨らませろッ!」って咆哮しているのでしょう。無視し続けていたら、かわりに下腹だけ無駄に膨らんできました。余計なことするなよ。

■ 利用者の4人に1人は、サムライカーチャン

次に、既婚未婚子供の有無など、現在の状況を聞きました。未婚、既婚の割合は、ほぼ半数という結果でした。最も多かったのは「未婚、彼氏あり」34.9%、ついで、「既婚、子供あり」25.6%。アンケート回答者の4人に1人は妊娠経験ずみという高カースト職でした。士農工商でいえば、武士です。立派なサムライカーチャンです。ハハーッ(土下座)

■ 妊娠に対するイメージは苦痛と喜び

妊娠に対するイメージを聞いてみました。最も多かったのが「幸せ」23.6%、ついで、ほぼ同率で「喜び」23%。多くの人は妊娠について良いイメージを持っています。以降「大変」18.1%「お金がかかる」11.7%と続きます。赤ちゃんを授かることは、とても嬉しいことだと思う一方、「大変」という現実的な一面も感じているようです。

ヘルマン・ヘッセの作品「知と愛」で、出産シーンに立ち会った愛と欲望の青年ゴルトムント君は「最大の苦痛に歪む顔は 最高の快楽に浸る顔と同じ表情になる」ことに気がつき、苦痛と喜びは兄弟であるのか、と驚きます。そんなことより、一晩泊めてもらった農家でいきなり見ず知らずの他人の出産シーンに立ち会うっていう設定の無茶ぶりの方が驚きですね。ちなみに、音楽ユニット「コブクロ」の中国名は「可苦可楽」です。

卵子のもとになる原子卵胞は、お母さんのお腹にいる胎児期に500~700万個作られますが、生まれるときには200万個、思春期には10万~30万個、30代では5万個と、生理周期ごとに1,000個ずつ減少していくそうです。

最初から作りすぎじゃない? 鮭じゃないんだから。生まれるまでに半分以下に減るんだよ? もうちょっと丈夫で長持ちするものを丁寧に作ってよ。ヒトのカラダって、時々わけのわからないことしてくれるわね。その700分の3を勝ち抜いたのが記者を筆頭とした残念な3人きょうだい……草葉の陰から、697の視線が突き刺さります。

出典:株式会社エムティーアイ『ルナルナ』
(文=綾部綾)

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タイミング法って、リズミカルに動けばいいってことかしら。そーれ! エンヤーコーラヤッと。ソイヤッソイヤッ。