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紺碧の夜空に咲いた、一輪の花。まるで夏の夜を彩る花火のような光景、これが本物の星をとらえたものだなんて、一瞬信じられません。

まるで絵画のような作品を撮影・制作したのは、オーストラリア在住の写真家リンカーン・ハリソンさん。

シャッタースピードを遅くして撮影する「長時間露光」という手法を用いて星の軌道をそのまま写し込み、画像を組み合わせるなどの修正を加える。この彼独自の撮影スタイルによって、星が持つ新たな側面があらわに。いや~、圧巻ですよねぇ。

実はハリソンさん、2011年にも1度、ネットを中心に話題になった人物。ぐるぐると星の光が渦を巻く、ゴッホの『星月夜』を思わせる斬新な作品ビジュアルが、当時多くの人々の心をとらえました。もしかしたらそのことを記憶している方も、少なからずいらっしゃるのでは?

「とにかく星を撮るのが好き」そう語るハリソンさんの言葉どおり、作品には星に対する溢れんばかりの愛情が詰まっています。自然と人の手が織りなす奇跡の光景を、それではたっぷりと、ご堪能あれ。

(文=田端あんじ)

参考元:Lincoln Harrison

▼まさに花火!

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▼ちなみに有名になった「ぐるぐるスタイル」も未だ制作し続けているようです

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▼星空そのものを写した作品も、言葉を失うほど美しい……

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