吉祥寺を代表する飲み屋といっても過言ではない「いせや」。本店と公園口店があるのですが、公園口店は建物の老朽化のため2012年7月8日をもって改装のため休業。
その後、昨年9月11日リニューアルオープンされたのですが、先日、筆者が個人的に伺ったところ、その変貌ぶりにビックリ!
ということで、「いせや公園口店」さんに突撃取材! 今の「いせや公園口店」さんを余すところなくレポートいたします!
■まずは、以前の「いせや公園口店」さん
のれん汚ったねぇ! いせやって本店も公園口店も1階と2階があるのですが、2階の外観も汚ったねぇ! 家賃三万トイレ風呂共同アパートを彷彿とさせるレベルで汚ったねぇ! しかも路面に面した、焼き鳥を焼く場所にいたってはモロに外と直結してんじゃねぇか不衛生だろ虫とか飛び込んできちゃうだろ!! ……昭和の雰囲気が漂う素晴らしいたたずまいですね!
■そして、現在の「いせや公園口店」さん
のれんがなくなり、メニューが電光掲示板みたいな感じで煌々と光ってる! 2階の外観も和風の高級旅館っぽい感じになってる! 焼き場も外との間にちゃんと仕切りが出来てる!! これ、「いせや」って書いてないと「いせや」だと分からなくね? 別の店だと勘違いするんじゃね? ただのオシャレ居酒屋に成り下がるとは、いせやさんには失望しました!! ……なんかデートでも使えそうで素敵なたたずまいになりましたね!
■店内に入ってみましょう
ほぼ黒で統一されたエントランスに間接照明がごとく煌々と光る「いせや」のちょうちん……。そして観葉植物……いせやマジどうした。 ……きれいな店内に癒されるー!
■客席の方を見てみましょう
天井あたりから垂れ下がる暖簾(のれん)のような布の1枚1枚にメニューが書かれており、照明もすごくオシャレ。何だよこれ。デザイナーズ居酒屋かよ。しかも
こちらの席からは、井の頭公園を一望することができる様子。「きゃー! きれいな景色! 素敵な居酒屋さんに連れてきてくれてありがとう!!」「どういたしまして。でもね、ここには景色よりもキレイで、店内より素敵なモノがあるんだよ。君さ」という、カップルのキモい会話が易々と想像できる。
あかんやろ、いせやはオヤジの聖地だろ? ほんとアカンやろ!! ……私も彼氏と一緒に行きたくなっちゃった☆(いないけど)
でも、昭和っぽい居酒屋さんによくある、お酒を冷やすケースは健在。よかったー何かホッとした!! ……えー? なんかあそこだけオシャレじゃなーい! ぷりぷり!!
■店の奥へと案内される筆者
なんだこのイス。 デザイナーズか? またもやデザイナーズか? オシャレ度まったくなしの汚ぇ丸イスじゃないといせやの意味ないだろ!! ……なんか座っただけで女子力アップしちゃいそう☆
■気になるメニューは…?
「お飲み物は?」と聞かれ「とりあえずビールで」と筆者。
メニューは変わってないようです。よかったー何かホッとした。 ……ちょっとー!カプレーゼもシーザーサラダもないなんて有り得なーい! ぷりぷり!!
すぐにビールが到着。
美味い。ちょっとジョッキが小さい気もしますが、正真正銘の生ビールだし、美味い。店内は変わってしまったけど、提供されるメニューは昔のまま。よかったー何かホッとした。 ……カクテルもないとか何なのー!? ぷりぷり!!
ここで、店員さんに質問。
筆者「改装後、どうして店内のデザインを変えられたのですか?」
店員「さぁ……運営会社の人しか知らないと思います」
そりゃそうだ。続けて
筆者「改装後、女性のお客さんは増えましたか?」
店員「はい。凄く増えました。カップルのお客さんとか凄く多いですよ」
やっぱりかー! そうだと思ったわ!! 井の頭公園を散歩した後、軽く1杯ってときに、以前よりも入りやすいもんな! なんか文化遺産が失われた気分!! ……このお店、友達のカップルに教えちゃお☆
ということで、女性の皆さん! 女性でも入りやすくなった「いせや公園口店」に足を運んでみてはいかがでしょうか? オシャレな店内を眺めているだけでも楽しいですよ!!
キレイな照明があなたを待ってます!
■ショップデータ
店名:いせや総本店公園店
営業時間:12:00~22:00
電話:0422-43-2806
定休日:月曜日定休
住所:東京都武蔵野市吉祥寺南町1-15-8
取材・撮影・執筆= シマヅ (c) Pouch
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