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いきなりですが、男性のみなさんに質問。陣痛がどれほどの痛みなのか、体験してみたいと思ったことはありますか? 

女性が母親になる喜びを最大級に味わえるのは、出産という大イベントを経験するからだとも言われていますよね。一体どれくらい痛いのだろうか……そしてどのような痛みなのだろうか……そんなモヤモヤしたアナタの気持ち、解消したくはありませんか? 

実は、そんな男性のモヤモヤを解消してくれる方法があるんですよ。それはなんと、陣痛の疑似体験。いや〜、現代の科学ってスゴイ! 

実際にどのような内容なのかが気になって動画を観てみると、どうやら筋肉収縮をつくりだす電気を腹部に流すというシンプルな方法みたい。

【陣痛のレベル分けも】

CMでもたまに目にする、電流を流して腹筋に刺激を与えるダイエットベルトみたいな感じなのかしら。とにかく、陣痛で起きる筋肉収縮を忠実に再現する方法なのです。しかもご丁寧なことに、初期段階、力み出したくなるくらいの段階、出産寸前の段階……ってな感じで、何段階にも分けてリアルに再現してくれるんだってー!

【いざ、男性ふたりが体験】

そんな「疑似陣痛」を体験したのが、この勇気ある米国人男性のおふたり。多くの男性が持っている「男性が陣痛を体験したらどうなるか」という 疑問を解くために、実験を行ったみたい。

実験前には「女性は大げさにモノを言うからね」「人体が経験する最強の痛みだって言われているから、試しに来たんだ」と話す彼らの顔は、どこか涼しげ。余裕すら見せている彼らだけど、病院をあとにする時にも同じ発言ができるのかしら。

まだ余裕顔の2人。「電気を流しますよ〜」と看護師さん。
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1:25あたりで「これは10段階でいうと2〜3くらいの痛さで、陣痛初期にあたります」と、ふたりに伝える看護師さん。穏やかだった表情も、こわばりはじめます。そして、ふたりのそばでコーヒーを持ちながら笑う奥さんたち。
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1:30をすぎた頃には、痛みは強さを増して叫びはじめるふたり。
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「はい、これが妊婦さんが力み始めたくなる痛みです」と看護師さんが電流を強めると、ふたりは呼吸困難寸前。「これがレベル7程度でありますように」「ノコギリで切られているみたいだ」「吐きそう」と弱々しい発言のオンパレード。奥さんに手を握られ、腰をさすってもらい、なんとも不思議な光景。
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「では、出産間際に起こる陣痛と同じくらいの痛さです」と言われた2人は、絶叫をとおりこして悶絶。この痛々しい表情を見ているこっちは胸が痛い! と思いつつも、つい笑ってしまうのは私だけ?
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「実験あとにも同じ発言ができるのか」どころの騒ぎではなく、人生観が大きく変わりましたと言わんばかりのふたりのゲッソリ顔。「母さん、ぼくが大昔にこんな酷いことをしたのであれば本当にごめん。母さんはスーパースターだよ」とやつれながらコメント。挙げ句の果てには「母の日おめでとう」と、母の日でもないのに意味不明なコメントまで添えておりました。
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自分のカラダに起こる多くの変化と向き合いながら人間ひとりをお腹の中で育てあげ、この世に送り出す……それだけでも頭が上がらないのに、陣痛のあとに来る出産そのものの痛みにも耐えるわけでしょ? 女性って本当に強い! 

どうですか? 体験してみたいですか? だけど、残念ながらこれはあくまで動画上での実験。これはもちろん病院にお願いして特別に実現させたもの。だから一般の方は体験できないのです。……ってあれ、今ちょっとホッとしませんでした?

参照元:YouTube
執筆=ヘイリー英里奈 (c)Pouch

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