子供の絵って、素直で独創的で、大人には決して描くことができない魅力に溢れていますよねぇ。
本日みなさまにご覧いただくのは、オランダのアーティスト、テルモ・ピーパーさんが自身が4歳の頃に描いた絵を本気で再現したアート作品群「Kiddie Arts」。
顔全体がひん曲がり、手がありえないほどに巨大化したクマさんや、背負った殻が異様に小さいかたつむりなど、どれもこれも個性的でとーっても味わい深いの!
ある日、箱の中に大切に保管されていた幼い頃の絵を発見したピーパーさんは、すぐさまそれらすべてに魅了されたのだそう。細い線のみで描かれた、単純すぎるほどの落書き。だからこそ生まれた「超現実主義」的ともいえるタッチに心奪われる、その気持ちはわからなくもありません。
デジタルペインティングで再現された作品には、まるで写真であるかのようなリアリティーがあり、ちょっぴり不気味、でも同時にユーモラス。かつて自分が描いた絵もこんなふうに再現できたら、きっと面白いだろうなぁ。出来上がった絵に、自画自賛しちゃたりして、ね。
およそ20年の時を経て生まれ変わった絵、そこに宿った溢れんばかりの躍動感、そしてシュールな魅力を、それではじっくりとお楽しみくださいませ。
参考元:Telmo Pieper
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼吸引力あるわー
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