ヨーロッパの魅力は、ロンドンやパリにローマといった大都市だけではありません。何度かヨーロッパを訪れているなら、次回は大都市とは異なる魅力をもつ地方の街へ繰り出してみませんか?
海外のライフスタイルメディア「Women’s Life Today」がピックアップした、絶対に行くべき4つのヨーロッパの都市を見てみましょう。
【1】ブザンソン/フランス
スイスとの国境付近にあるフランス東部の城塞都市。かつては軍事的な要地でしたが、現在は避暑地として知られています。「シタデル」と呼ばれるその歴史を物語る城塞には、自然史博物館や動物感、水族館などがあります。シタデルからは丘陵と川に囲まれた街が一望できるのも魅力。数多くのアートギャラリーを有する芸術と歴史の都市で、時計産業が有名。毎年9月に開かれる国際的な音楽コンクールでは、かの小沢征爾さんも過去に出場、優勝を果たしました。
【2】セビリア/スペイン
スペイン南部にあるアンダルシアの州都。闘牛やフラメンコの本場で、スペインを代表する観光都市です。スペイン最大の「セビリア大聖堂」、スペイン王室の宮殿「アルカサル」、旧スペイン帝国の重要な史料を残す「インディアス総合古文書館」はユネスコの文化遺産に登録されています。歴史的な街並はぜひとも見ておきたいもの。タパス料理など美食の街としても名高い。
【3】ゲント/ベルギー
「花の都市」と呼ばれ、街中に花が溢れゆったりした雰囲気が流れるメルヘンな町。世界遺産を有し、中世の面影を残します。町はレイエ川とスヘルデ川が合流する地点にあるため、水辺の風景も素敵! 特にゲントは夜景の美しさも有名で、中世の建物や壮麗なギルドハウスがライトアップされる様子は幻想的でロマンチック。ぜひともカップルで訪れたい町のひとつ。
【4】パレルモ/イタリア
イタリア南部からほど近い、地中海に浮かぶシチリア島の州都。透明度の高い海と煌めく白砂のビーチ、新鮮な魚介類をふんだんに使ったシチリア料理やワインが魅力です。その複雑な歴史から、多様な文化が感じられるエキゾチックなシチリアには、かつての面影を残す「ノルマン宮殿と宮殿内にあるパラティーナ礼拝堂」や豪華な外観の「パレルモ大聖堂」など文化的な見所もたくさん。
国内の魅力が「東京」と「大阪」といった大都市だけではないように、ヨーロッパにも足を少し伸ばせばあまり知られていない美しい街がたくさんあります。お財布と相談しながら、次回の旅行先として候補に入れてみてはいかがでしょう?
参照元:womenslife.today,rendezvousenfrance.com,visitflanders.jp
画像(仏・ブザンソン):YouTube
執筆=sweetsholic (c)Pouch
▼フランス・ブザンソンの街並みの画像集(動画)
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