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「食べ物で遊んじゃいけません!」

子供の頃こんなふうに注意された記憶、誰しも少なからずあるのではないでしょうか。でもね、本日ご紹介する作品群を観れば、その考えががらりと180度、変わっちゃうかも!?

ご覧いただくのはイラク・バグダットのアーティスト、オスマン・トマさんが「あるもの」を絵具代わりにして描いた、秀逸絵画作品の数々

……勘のいい方ならもう、お気づきでしょうか? あるものとはなんと、アイスクリーム。溶けたアイスクリームを絵具代わりにして、描かれた作品なのですっ! そう聞くと、今にも甘~い香りが漂ってきそう……。

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通常は、鉛筆と水彩絵の具で作品を制作しているというトマさん。しかしある日、頭にこんな考えがよぎりました。

「アイスクリームは絵具の代わりになり得るのではないだろうか」

結果的に、そのアイデアが功を奏し、トマさんはおそらく世界で唯一無二、アイスクリームアートを完成させるに至ったのだそう。淡く繊細な色合いが優しいタッチと相まって、なんとも言えない柔らかさを生みだしていますねぇ……美味しそうな質感だこと!

トマさんの作品はある意味、「食べ物で遊んだ」結果生まれたもの。もしかしたらこの表現、失礼にあたるのかもしれませんが、しかしながらその発想は無邪気で、子供のそれによく似ている気がするの。

優れた芸術作品が生まれるきっかけとなる物事は、どこに転がっているかわからない。これは何にでも言えることなのでしょうが、改めてそのことを感じずにはいられない、とっても魅力的な作品ですね!

参照元:Instagram Facebook
執筆=田端あんじ (c)Pouch