先日、本サイトでご紹介した「なにこれ? ツインセット」。お弁当2個セットかと思いきや、ひとつはスイーツでできているという遊び心あふれるこのお品。気になった記者は、さっそく池袋の東武百貨店で開催中の「秋の大北海道展」に、海鮮弁当バージョンを買いに行ってまいりました! さて、そのお味&リアルさはいかに……?
函館市のすし料理店「谷ふじ」の海鮮弁当と、フランス洋菓子店「プティ・メルヴィーユ」がコラボしたツインセット。
各日限定50セットと聞いて、売り場に走った記者が一目見た印象は「お、確かに似ている! だけどちっちゃっ……!」そうなんです、勝手に普通のサイズだと勘違いしていた記者が悪いのですが、広告にも記載がある通り、どちらもミニサイズのお弁当。およそ縦9センチ×横11センチの手のひらサイズです。
■一見ホンモノとスイーツの見分けがつかない!
スイーツの方は、海鮮弁当に似せるべく、なかなか凝ったつくり。イクラやマグロの照りがうまく表現されています。ワサビの微妙な色合いや、ホタテの焼き目がかなりリアル。いい仕事してますッ! お店の方も「非常に似ているので、間違えないようスイーツの方を上にしてお包みしますね」と配慮してくださりました。
ただし、本物の海鮮弁当に比べると、ボリューム感が少ないところでスイーツとばれてしまう感じ。もう少しいわせてもらうと、イクラに似せたゼリーを丸い粒々にすると、より本物らしさが出たような気がします。
■気になるお味は?
さて、気になるお味の方ですが、すし飯部分となるベースは、生クリームやカスタードクリーム、洋ナシをサンドした、かなりしっとりめのスポンジケーキ。ホタテは洋ナシ、ワサビはピスタチオペースト、ウニはマロンペーストで、マグロとイクラはイチゴやオレンジを使用したフルーツゼリーでした。
■頭が混乱してくるよ!
ピスタチオペーストがあまりにワサビそっくりなため、何となくちびちびとしか口に運べなかった記者。見た目から連想する味と、実際の味が違いすぎて頭が混乱するような、不思議な感覚! この手の商品って、どうしても見た目に力を入れざるを得ないので、味の方は「?」ということも多いけど、普通においしい、という印象でした。
■本物の海鮮弁当ウマ〜い!!
一方、海鮮弁当は、さすが北海道の魚介がたっぷりのっているとあって、間違いのないお味。ウニのとろけるような深い味わいや、肉厚なホタテ、イクラの小粒ながらもはじける旨みがたまりません。ガリまで美味しいのには驚きました。
最初は「小さすぎ~」と思ったけれど、スイーツの方がわりとしっかりした甘味があるので、セットとして食べると、十分満足! 9月30日(火)まで販売しているそうなので、気になった方はお早目にどうぞ!
参考:東武百貨店
撮影・執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch
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