大人になったわたしたちにとって懐かしい響きがある、ランドセル。小学生の日々はこの独特なカバンと共にあったわけで、その形や質感は当時のいろんなことを思い起こさせてくれたりします。
アラサーの筆者が小学生だった頃には、女の子は赤、男の子は黒というのが一般的でした。でも現代っ子のランドセルは、ブラウンにカーキといったシックなものから、パープルや水色などのパステルカラーのものまで、さまざまな色のものがそろいます。また、刺繍があったり、リボン付きのものがあったりと、デザインの面でも充実。なんともうらやましい限りですね!
そんな大人たちの間で話題になっているのが、高機能でオシャレなランドセル「ナップランド」です。
ナップランドとは「ナップサック」と「ランドセル」を合体させた通学かばんのことで、北海道の小樽市で昭和40年代に誕生。小樽は坂道が多く冬場は雪もよく積もるため、「この環境で小学生が快適に通学できるカバンを」との思いから、地元のカバン組合が企画・商品化したとのことです。
軽くて丈夫なナイロン素材を使用しており、重さはなんと660グラム! 撥水性のある生地なので、雨や雪の日でも安心です。また、カバンの留め金は手袋をしていても開閉できるという優れもの。雪国ならではの工夫が随所に見られる高機能なカバンですね。
カラーは紺や赤などの単色のほか、「黒×赤」や「スカイブルー×ピンク」といった2色使いのものが各種揃います。また、ひとつ6500円のナップランドは、5万円を超えることも少なくないランドセルに比べて、だいぶ求め安い価格です。
ツイッターユーザーの声を見てみましょう。
「めっちゃ可愛い」
「娘に、というよりわたしが使いたい」
「ナップランド愛用してしてました! シャレオツ」
「ランドセルより軽くてかわいいし、安い」
といった、ナップランドを支持する声が多数。また、実際に愛用していたという意見もいくつかありました。確かに大人でも使いたくなる、レトロな可愛さかもしれません。京都にもナップランドの従兄弟のような「ランリュック」なるものが存在するようなので、そちらは次回以降にレポートしたいと思います。
参照元:
bag-murata.co.jp
執筆=横山ローズ (c)Pouch
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