アートは特別なものではなく、日常と地続きにあるもの。小難しいことを考えるのではなく、見て触れて、ただ感じるもの。自ら能動的に、楽しむもの。そう、記者は考えます。
本日みなさまにご覧いただくのは、まさに日常と隣合わせのアート、そう表現してもいいかも。
サンフランシスコ在住のアーティスト、ハンナ・ロースティーン(Hannah Rothstein)さんが手掛けたのは、感謝祭のディナーを著名画家らの作風で表現した作品群「Thanksgiving Special」。
【1枚の皿がキャンバスに】
1皿をキャンバスに見立てて描かれた絵画、それらを形成しているのは、肉や野菜、そしてカラフルなソースの数々。材料はほぼ一緒、それなのに配置やデザインを変えただけで、すべてが画家たちのカラーに染まっているから不思議です。
【誰もが知っている有名画家の作風を表現】
フィンセント・ファン・ゴッホにアンディ・ウォーホル、パブロ・ピカソにジャクソン・ポロック。誰もが知っているあの芸術家の気配がしっかり現れているお皿は、見ているだけでワクワク、楽しくなってしまうこと必至。
【皿ではなく体の上に料理を盛り付けた作品も!】
ちなみに、自分自身を作品の中に登場させることで知られるアーティスト、シンディ・シャーマンをイメージした作品。こちらのキャンバスとなったのは、皿ではなくなんとアーティストご本人の体(!)、ある意味見逃せませんっ。
アートをより身近に感じられるであろうハンナさんの同作をもっと楽しみたい、そんなあなたは下記公式サイトをチェック。作品によっては盛りつけの参考になるものもありますので、そういった点にもぜひ注目して、ご覧になってみてくださいね。
参照元:Hannah Rothstein
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼フィンセント・ファン・ゴッホ
▼アンディ・ウォーホル
▼パブロ・ピカソ
▼ジャクソン・ポロック
▼シンディ・シャーマン
コメントをどうぞ