暑い夏、涼しい室内で新感覚のアート体験はいかがでしょう?

今年も日本橋にて没入型ミュージアム「Immersive Museum(イマーシブミュージアム) TOKYO 2023」が開催中。去年の印象派に続き、2回目の開催となる2023年のテーマは……ゴッホやゴーガン、セザンヌら「ポスト印象派」!

内覧会にお呼ばれしたので、実際に体験してきた見どころをレポいたしますっ☆

【ポスト印象派の世界に没入! 】

東京・日本橋三井ホールにて、2023年7月7日~10月29日の期間限定で開催される「Immersive Museum TOKYO 2023 “ポスト印象派” POST-IMPRESSIONISM」

「Immersive=没入感」という名前のとおり、鑑賞だけでなく絵画の世界へ入り込む体験ができる展示会です。

今回のテーマはゴッホやスーラ、セザンヌを代表とする「ポスト印象派」。印象派の影響を受けながら、個性のある技法や視点で新しいスタイルを切り開いていった時代です。

撮影ももちろんOKなので、自由に過ごしながら気軽にアートに触れられますよ♪

【気になる見どころは?】

・作品への没入感・全身での体験

カーテンをあけて会場に入った瞬間、全身が包まれる感覚は鳥肌モノ……! 「ポスト印象派」といってもその個性は様々で、足元まで迫りくる映像や音楽に包み込まれながら、それぞれの技法や視点の違いを全身で感じることができます。

また前回の展示では絵画をひと筆レベルで分解した視点が見どころだったのですが、今回は立体的な視点がパワーアップしているように感じました……!!

作品の奥行きを感じる映像にグイグイ引きこまれ、今後アートを見るときの視点も変わりそう〜!

・対比の面白さ

全10シーンで構成される映像の中で印象的だったのは、共通点をもった画家の作品の対比

キャンバスを並べて描いていたピサロとセザンヌ、共同生活を送っていたゴッホとゴーガンといった画家同士の作品を会場を2分割して同時に鑑賞できちゃうのです。

映像演出とともに並べて鑑賞することで、また新たな発見がありますよー!

・ゴッホのひまわりは圧巻

ゴッホの代表作である「ひまわり」が会場一面に広がる光景は、非日常空間の極み!!

ひまわりのイエローの美しさや情熱のようなものをビシバシ感じます……! 撮影にもぴったりなのですが、ここはレンズを通さずじっくり堪能したくなりました。

【細かい演出が魅力、ゆえに】

とにかく目が足りないほど見どころだらけなのですが、細かい描写が多いので集合体恐怖症的には思わずゾワっとしてしまう演出も。

とはいえ、それだけで見逃すにはもったいない体験でもあります。同志はちょっとだけ心のご準備をして向かうといいかも……!

【『AI ゴッホ』はキメ顔で挑戦あれ】

会場の外エリアでぜひ体験してほしいのが、自画像を描いてもらえる『AI ゴッホ』(体験料は1回500円)。

キャンバスの前に座ると、ゴッホ先生が鼻歌を歌いながら世界にひとつの自画像を描いてくれるのです。なんて光栄な……!

真っ白なキャンバスに色を重ねながら絵が完成していく様子は、まるでゴッホの筆のタッチのようです。完成した絵はQRコードでダウンロードできるので記念にもぴったり。

ちなみに私はあたふたしているうちに作画が始まってしまい、ぼんやりした表情になってしまったのでイスに座ったら常にキメ顔でいることをオススメします!

【夏、ひまわりに会いにいこ〜〜!】

「Immersive Museum TOKYO 2023」の入場料は、

大人 2500円
大学生・専門学生 1800円
高校生・中学生 1500円
小学生以下無料

ベビーカーで入場OK&入退場も自由なので、お子さん連れでも安心です◎

会場ではほかにも、

・公式アンバサダーである日向坂46の影山優佳さんによるオーディオガイドや字幕ガイド

・小学生以下の来場者全員に絵本キットのプレゼント

・平日17時30分以降の来場でひまわり1輪ブーケをプレゼント
など会場内でも帰ったあとにもアートを身近に感じられるお楽しみが盛りだくさん。

自分のペースで様々な視点から何度でも楽しめるので、アート好きさんはもちろん初心者さんにもオススメです。たっぷり充電したカメラを準備して、ぜひ足を運んでみてくださいな〜〜☆

参考リンク:Immersive Museum
撮影・執筆:にのうでプニ子
Photo:(c)Pouch

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