先日、突如「クロネコヤマト」公式サイトにて発表された、「3月31日をもってクロネコメール便を廃止する」という衝撃ニュース。
読者のみなさまの多くもおそらく、普段利用されているであろう同サービス。突然の発表に戸惑った人も少なくないと思います。
同社によれば、廃止とする理由は、「お客さまが知らないうちに信書を送ってしまうリスクをふせぐため」とのこと。信書とは「手紙」のこと。郵送で送ればなんら問題はないものなのですが、メール便で送ると法律で罰せられてしまうのだそうです。
【 “信書” かそうでないか、線引きが曖昧 】
この「信書」というのがなかなか厄介でございまして、メール便で送ることが法律的に許されている「冊子・書類」との線引きが難しい。
加えて近年は、個人向けにカスタマイズされたビジネス書類が増加。同社発表によれば、管轄である総務省窓口に問い合わせてみても、即答できない事例が多々あるというのが、現実なんですって。
【リスクを未然に回避するための止むを得ない措置】
運送業者だけでなく、利用者も罰せられてしまう。この法律を知らずに利用してしまう方は案外多いであろうことは予測できますし、未然に危険を回避するための措置ならば仕方がない……。だけど、「メール便といえばクロネコヤマト」というスタンスできた利用者は、一体この先どうすりゃいいの!?
【対応策として新サービスが登場するらしい】
そんな「メール便難民」となりつつあるあなたに、ひとつ耳寄りなお知らせ。
・ただし条件付きなので気をつけて
同社による「クロネコメール便」は廃止されてしまいますが、その代わりに、宅急便60サイズより小さめの専用BOX&専用薄型BOX、2つの専用パッケージで利用することができる対面手渡しサービス。さらには厚さ2.5cm以内の小さな荷物を自宅のポストに届けてくれるサービス、以上2つの新サービスが登場するみたい。ただ、後者に関しては条件付き、個人の場合は同社と契約のあるフリマサイトの利用時のみ、使うことができるそうよ。
【日本郵便のサービス “クリックポスト” が良さげなり♪】
ちなみに記者が個人的に調べてみたところ、「日本郵便」による「クリックポスト」というサービスが便利そう。
送料は全国一律164円、追跡サービスもあるうえ、日・祝日の配達もしてくれます。大きさは長辺34cm以下、短辺25cm以下、厚さ3cm以下まで対応。詳しくは、「日本郵便」公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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