音楽や美術、アニメや演劇など、あらゆる最新文化を網羅するカルチャーマガジン「スタジオ・ボイス(STUDIO VOICE)」。
1976年に創刊されて以来、最先端のカルチャー雑誌としてシーンを牽引。誌面デザインの面白さや、個性的なライター陣によるコラムなど、ズシンとくるようなボリューム感のある読み物が充実していた雑誌です。
2009年に残念ながら休刊してしまったのですが、なんと4月20日に復刊することが決まったそうです。うおおーーーっ! 雑誌離れと言われる昨今ですが、これはスゴイです!!(拍手)。
【新雑誌では、20代の “今” を感じるカルチャーが中心に】
新しくなる「スタジオ・ボイス」は、20代がターゲット。”今” を感じるあらゆるカルチャーを対象に、クリエイターや作品、それらが生まれてくるシーンや、時代の心象などを取り上げていくそう。「過去のリバイバルという考え方ではなく、クリエイションが創出される場(=STUDIO)のリアルな声(=VOICE)を発信する」構成になるようです。
アイドルとアニメが好きで、趣味はゲーム、休みの日は格闘技を習いに行く……そんな女の子にも読まれる内容になりそうですね。
記者が「スタジオ・ボイス」を読んでいた頃は、演劇と音楽にハマっており、そのふたつのジャンルを同時に濃く扱う雑誌はなかった印象。アーティストに絞った特集号がおもしろかった。「ボアダムス」や「フィッシュマンズ」の号はまだ保存してあり、時折読み返しておりますよ。
ジャンルなき現在のカルチャーシーンを取り上げる雑誌として復活する「スタジオ・ボイス」。発行は年2回とのことですが、この春の復刊号を楽しみに待ちたいと思います!
参照元:WWD JAPAN、amass.jp、スタジオボイス公式サイト
執筆=はちやまみどり ©Pouch
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