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2015年3月8日から6月7日までの期間、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて開催される、Bjork(ビョーク)さんの回顧展

シンガーおよび音楽家としての活動のほか、映像・写真・インスタレーションなど多岐に渡って活動してきた彼女。およそ20年以上にもおよぶキャリア、その足跡を振り返ることができる夢の機会が実現するのだそうです。ああ、すぐにでも足を運べる方々が羨ましいお!

【あのオリジナル楽器が登場&演奏してくれるよ!】

MoMA公式サイトによれば、美術館ロビーに登場するのは、2011年に発売されたアルバム「Biophilia」で使用された「ガムレステ」「グラヴィティ・ハープ」「テスラコイル」らオリジナル楽器、そこへ「パイプオルガン」を加えた計4点。これらが日ごと異なる旋律を奏でるようあらかじめプログラム、展示されるんですって。

【デビューからの軌跡を振り返る映像展示】

さらに2階に上がると、サウンドと映像によるインスタレーションが2つ登場。まずは今年1月、約4年半ぶりにリリースされた新作アルバム「Vulnicura」にも収録、同展のために作られた楽曲「Black Lake」を体感。続くシネマルームでは、1993年のデビューから「Biophilia」までのPVをたっぷりと堪能することができちゃいます。

【観る者の度肝を抜いたあのロボットも】

3階に上がると、今度はアイスランドの作家Sjónさんによる架空のストーリーとBjorkの音楽が融合したサウンドインスタレーションが登場。そして英映像作家クリス・カニンガムの名前を不動のものにした有名なPV「All Is Full of Love」、これに登場した奇怪で美しいロボットの実物も、見ることができるみたいなの(記者的にはこれが最高の目玉)……!

【PVで名演技をみせたロボットを間近で見ることができる、またとないチャンス】

その精巧さゆえ、ロボット同士であるにもかかわらず、キスシーンがそこはかとなくエロティック。あのロボットを目の当たりにできるだなんて、心の底から来場できる方々が羨ましい(2回目)。

【話題となった白鳥ドレスも展示されるよ♪】

また3階では、2001年に行われた「第73回アカデミー賞」授賞式にてBjorkさんが着用したマラヤン・ペジョスキー「Swan dress」も展示されるみたい。日本では「ドリフの志村けんさんみたい」と言われてたあのドレス……ある意味見たいっ。そのほかツアーやPVで使用された衣装もずらりと並ぶのだそうで、熱狂的ファンならば確実に、感激のあまり号泣してしまうことでしょう。

なにもかもが豪華、見どころ満載どころか、見どころしかない。そんな同展覧会に、足を運べる方はぜひ、行ってみるべし! というか切実に、日本にも来てほしい……。関係者のみなさま、なにとぞ、なにとぞよろしくお願いいたします。

参照元:MoMA
執筆=田端あんじ (c)Pouch

▼このロボットを、実際に目撃できるわけですよ

▼同展のため作られた楽曲「Black Lake」はこちら☆