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アンティーク着物」人気に火がついて、もうずいぶん経ちますね。昔のデザインながらも今見ても新鮮さを感じさせる……そんな魅力に惹きつけられる気持ち、わかる気がします。

さて、大正時代以降、若い女性たちの間で大流行した絹織物が「銘仙」。さまざまな柄のものが作られたらしいのですが、今回、この銘仙着物を紹介する書籍『大正着物』が発売されることに!

アンティーク着物が大好きな皆さま、大正ロマンのあの雰囲気がたまらないという皆さま、これは”買い”な一冊じゃないでしょうか!?

【銘仙ってどういうもの?】

絹織物の一種で、江戸時代後半から昭和初期まで日本人の衣料に不可欠だった「銘仙(めいせん)」。当初は地味で実用性重視でしたが、大正時代以降、様々な影響を受けながら多くの柄が作られたのだとか。NHKの朝ドラ『花子とアン』で主人公たちが着ていた着物も銘仙だったようで……思い起こせばたしかに素敵でしたよね! 毎朝、ドラマの内容とともに花子たちの着物の柄やコーディネイトを楽しみにしていた人も多いはず。

【レトロな雰囲気にうっとり】

『大正着物』では、そんな銘仙着物を豊富な図版で紹介! アール・デコな雰囲気ただよう着物デザインをたくさん見られるだけでなく、竹久夢二など当時を代表する画家の絵があったり着物の文様について詳しい解説があったりと、レトロな感覚をふんだんに味わえる内容となっています。

書籍『大正着物』は3月24日発売、価格は2800円(税抜)。表紙も美しく部屋に飾ってあっても素敵。手にとるたびに心がときめきそうな一冊です。

参照元:大正着物
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch

▼『大正着物』の内容一例。見ているだけでうっとり…着てみたくなっちゃいますね!

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