1974年に創刊以来、 “日本のロック” 、 “報道されないタブー” 特集など、類を見ない視点で多くの読者に支持されてきた月刊誌「宝島」。
そして1989年に「宝島」の女の子版として創刊、その後は時代の先を行くファッションをフィーチャーし、世に「CUTiE(キューティー)少女」というワードを生みだした、ストリートファッションブームの火付け役・月刊誌「CUTiE」。
株式会社宝島によれば、これら2誌が、もうすぐ休刊してしまうそうなんです。さ、さみしい……。
【「CUTiE」は90年代ティーンエイジャーだった私の青春でした】
「宝島」はもちろん、その昔「CUTiE少女」だった記者(私)としては、「CUTiE」の休刊に際し、時代の流れを感じずにはいられません。
古着大好き、裏原宿系大好き。10代後半のあの頃に心揺さぶられたファッションはすべて同誌の中にあって、地方出身者である記者は、その世界観にそれはそれは憧れを抱いていたものです。岡崎京子さんや安野モヨコさんなど、当時連載されていたエッジの効いた漫画も、すごーく楽しみにしていたっけ。
【昔と内容は変わってしまっているのだろうけど……】
年を重ねるとともに、お姉さん雑誌である「SPRiNG(スプリング)」「sweet(スウィート)」へと移行。現在は昨年3月に創刊された「オトナミューズ」を不定期チェックしており、相変わらず宝島の雑誌にはお世話になっている記者。年齢的に「CUTiE」と離れて久しいけれど、きっとその昔とは内容も若干変わってしまっているのだろうけれど、やっぱり心底、さみしいよおおお!!
【ツイッターの声】
残念すぎるこのニュースに、ツイッターユーザーのみなさまも続々反応。とりわけ「CUTiE」には以下、多くの声が寄せられておりました。
「CUTiE休刊、さみしいなぁ……」
「奇抜=オシャレの方程式は、あの時代ならでは」
「CUTiEは確かストリートスナップという概念を初めて生み出したんだっけか」
「CUTiEが創刊される平行世界に移住したい」
「CUTiEは男にも女にも媚びない雑誌だったと記憶しているのだが」
「90年代のCUTiEはおもしろかったんだけどね!!!」
「アラサーがCUTiEを買い続けるのには無理があるんだよ……」
「オシャレキッズ時代にキューティーとかジッパーとか買ってたなぁ……」
「10代の頃憧れで欠かさず見ていました」
【もうすぐ、ひとつの時代が終わります】
来る8月11日(火)発売の「CUTiE」9月号、そして8月25日(火)発売の「宝島」10月号をもって、休刊の運びとなる、両誌。
いずれ戻ってきてくれるんですよね? かつてのファンとしては、そう願わずにはいられません。
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