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毎日の生活のベースとなる「住まい」と「仕事」。皆さんは満足していますか?

不動産・住宅情報サイト「HOME’S」を運営するネクスト(東京都港区)による「住まいと働き方の調査」によると、住まいと仕事の満足度には一定の関係性があることが分かりました!!

都会は「東京の家はうさぎ小屋」「でも仕事は充実」、地方は「仕事が少ないから不満」「でも家が広いから快適」なーんて言われますが、どうも単純にそうではないらしい……。

しかも、不満が多い人たちに共通する “ある口ぐせ” も明らかに! そこから住まい選びと充実した働き方のヒントが見えてきました。

【住まいと仕事の満足度のある関係とは!?】

まず「住まいと仕事の満足度」について、首都圏など都会に住む人たちに聞いたところ、住まいに「満足している」と答えた人のうち、仕事も「満足している」と答えた人は60.6%で最も多かった一方、住まいに「不満」と答えた人のうち、仕事に「満足している」と答えた人は20.8%と最も少ないという結果になりました。

これはつまり「住まいに満足している人は仕事にも満足」「住まいに不満な人は仕事にも不満」と、住まいと仕事の満足度には相関性があるといえます。

同じ質問を地方で行ったところ、都会と同じ相関性が見られ、住む場所にかかわらず、住まいと仕事には一定の関係性があることが分かりました。

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【特に都会では住まい選びが重要】

その理由を見てみると、都会の人は、仕事にやりがいを感じていると住まいにも満足している人が多く、また、そういう人は「もう少し広ければ」など、今の住まいに満足しつつもさらなる希望を持っているケースが多いことが分かりました。

一方、地方の人は、住まいの形態に関わらず、住まいも仕事も「特に不満がない」という理由で「満足」と答えた人が多いようでした。

全体的には、都会の方が住まいと仕事が密接に関わっている傾向が見られ、住まい選びの重要性が浮かび上がってきました。

【住まいも仕事にも不満な人の口ぐせは?】

今回の調査で興味深かったのは、住まいに対する不満の理由の答え方です。

住まいと仕事に両方満足な人は「古くて部屋数が少ない」「築年数と環境」など明確に答えているのに対して、両方に不満を持つ人は「とにかく狭い」「とにかく不便」と「とにかく」が多く、否定的・後ろ向きな言葉が目立ちました。ここから物事に対するとらえ方が満足度に関係しているといえそうです。

いかがでしたか。1日の多くを占める「仕事」と毎日過ごす「住まい」。「そういえば……」と思い当たるところがある人は、働き方や住まいについて改めて考えてみるといいかもしれませんよ。

参照元:@PressHOME’S PRESS
画像=ぱくたそ
執筆=シナモン (c)Pouch