引っ越しすると決めたとき、私はいつも “お部屋探し” に苦労しています。

物件を探すため不動産屋や仲介会社に通い、こまめに内見をして、比較検討を繰り返す……。頑張ったぶんだけ達成感はあるけれど、正直めちゃくちゃ疲弊します(涙)。

とある調査によると、令和の住まい探しは「オンライン」が人気なのだとか。最新の引っ越し事情について掘り下げてみましょう!

【ネットで検索→何を重視する?】

不動産情報サービスのアットホームが、物件を購入または購入を検討中の18〜50歳の男女859名を対象に行った調査によると、住まいを不動産ポータルサイトで検索している人はおよそ半数。

インターネットで物件を探す際に必ず見たい設備の写真TOP3は「キッチン」「風呂」「トイレ」! 周辺に「スーパーマーケット」「コンビニエンスストア」「ドラックストア」があることも重要視されています。

また、不動産会社選びの基準を聞いてみると、

物件を購入した人 第1位 「取り扱っている物件数が多い」
検討している人 第1位 「物件写真がきれいで見やすい」

という結果に。オンラインで家を探す場合は、物件数と見た目がものを言うのですね……!

【検討者に多い「オンライン派」】

今回私が注目したのは、内見と契約にまつわる調査結果です。

購入経験者・検討者ともに「不動産会社の店舗で待合せして現地に訪問して内見する」がトップでしたが、検討者の場合、

・自宅でスマートフォンなどから VR や 360°画像で疑似内見
・自宅でスマートフォンなどからオンラインで内見

を希望している人が多め! さらには、検討者の約3割が「オンラインでの契約」を希望していました。

あくまで個人の感想ですが、契約はともかく内見は絶対リアルでやりたい派。なぜなら、実物を見ないことにはいいか悪いか判断しかねるからです。

だからこそ、オンライン内見の希望者が多いことに驚き! コロナ禍により「オンライン」が定番化したこともあり、需要が増えているのかもしれませんね。

【足を運ぶのは面倒?】

ちなみに、物件を購入した人に「契約時に不便・面倒と感じたこと」を聞いてみたところ、第1位に選ばれたのは「契約のためだけに不動産会社に足を運んだこと」でした。

次いで多かったのは「入居申込や契約に必要な紙の書類を手書きしなければならなかったこと」「不動産会社への訪問回数が多いこと」という意見。

こうしてみると、経験者も物理的な手間を面倒に思う傾向があることがわかります。

さて、皆さんはこの結果をどう思うでしょうか?

参照元:アットホーム、プレスリリース
執筆:田端あんじ (c)Pouch
Photo:ぱくたそ

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