日本酒造組合中央会のウェブサイト「全国一斉 日本酒で乾杯!」によれば、
「日本では12種の動物に例えられている十二支は、本来は1年の月の記号です。その10番目に当たる『酉』は、わが国ではトリと読まれていますが、元来、壷の形を表す象形文字で、酒を意味しています」
との記載が。また10月は米を収穫し酒造りを始める季節であり、酒造年度の元旦が10月1日でもあることから、「日本酒」の日を10月に定めるにあたった由縁なのだそうよ。
【ある酒蔵の「ごあいさつ」が話題に】
日本酒の魅力を後世に伝えるという意味も含めて、1978年に「日本酒の日」とされた本日。その数日前から今日にかけて、とある酒蔵の “裏話” が面白すぎると、ネットで話題になっていたようなのです。
【「佐々木酒造」は佐々木蔵之介さんのご実家です】
注目を集めているのは、京都市上京区にある「佐々木酒造」のホームページに記載された、挨拶文。
勘のいい方はもうお気づきでしょうが、実はこちらの酒蔵、 “独身イケメン芸能人・最後の砦” としておなじみの俳優・佐々木蔵之介さんのご実家なのです。
なお、蔵之介さんは次男。酒蔵を継いでいるのは末っ子に当たる三男であり、挨拶文はこの方が自ら書かれている模様。
【酒蔵を継いだ三男が語る苦労の道のり】
公式サイトには、自身が酒蔵を継ぐまでの道のりが切々と綴られております。
長男は「飲んで無くなってしまうものを造るのはいやだ」といって建築の道へと進んでしまったこと。次男に当たる蔵之介さんは、酒蔵を継ぐため色々勉強していたにもかかわらず、突然「俳優になる」と言って出ていってしまったこと。そして大学で中国文学科だった自分がなぜか、酒蔵を継ぐことになってしまったこと。
こういった「佐々木酒造・3兄弟秘話」が、こと細かく記されていたのでありました。弟さん、色々と大変だったのね……ファイトぉっ!!
【ネットの声】
悲哀を感じさせながらも、その文面にはユーモアが溢れていて、兄弟の仲の良さをヒシヒシと感じてしまうこと必須。
軽妙な語り口が好印象な挨拶文をご覧になったツイッターユーザーのみなさまからは以下、続々声が寄せられておりました。
「ごあいさつもおもしろすぎるでしょ」
「これそのまま、ドラマになりますね」
「語りうますぎwww」
「お兄ちゃんすごいwww」
「『従業員数18名(ネコ含む)』!!」
そうなんです。ホームページの「従業員数」には、最後のコメントにあるように(ネコ含む)と記載されているのですっ。
【ネコも従業員なのね】
これに対し、「ネコって何人まで含めていいと思う?」といったコメントも投稿されておりまして、たしかに人間とネコとの割合が気になるところ。まさかネコのほうが多いことはないでしょうが、それにしてもネコまでカウントしてしまうとは、いいセンスしてるぅ!
日本酒の日を境に今後ますますファンが増えそうな、「佐々木酒造」。これを機に興味を持たれたというあなたは、さっそくその味を、堪能してみてはいかがでしょうか。
参照元:Twitter(佐々木酒造小売部)、Facebook(佐々木酒造)、全国一斉 日本酒で乾杯!
参考:佐々木酒造
執筆=田端あんじ (c)Pouch 画像=(c)Pouch
▼10月1日は佐々木酒造の創業記念日でもあるのです☆
今日は日本酒の日!(佐々木酒造の創業日でもあります)
それを記念しまして、3日間限定で「季節のお酒と酒袋セット」を特典付きで販売します。数に限りがございますのでご了承ください。(なわて) pic.twitter.com/ygokezW86a— 京都 佐々木酒造株式会社130周年 (@kouribu) October 1, 2015
▼弟さんサイコーです
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