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「○○の歴史 100年」シリーズでおなじみ、海外サイト「Mode」がこのたび手掛けた新作の主役は、 “食べ物” ! 「ファミリーディナーの100年」を振り返る作品が、動画サイトYouTubeに投稿されておりました。

いつもの「ファッションの歴史」とは一種異なる映像に登場するのは、時代を象徴するメニューの数々。

【それにしても豆の登場、多いな!】

1915年はシンプルな1皿、「ローストビーフ&ポテト」。続く20年代は「ご飯の上にチキンと野菜(豆入り)のクリームソースをかけた」メニュー、30年代は「パン&クリームで和えたビーフ&グリーンピースのバターソテー」。

40年代は「揚げたスパム&ベイクドポテト&」といった具合に、このあたりはグリーンピースおよび青色の豆が頻繁に登場しています。まあ豆、美味しいもんね。栄養あるし。

【「レンジでチン」メニューが登場する50年代】

これまで手作りの品に終始していたディナーメニューも50年代に入ると一変、レンジでチンできるワンプレートが初登場! ちなみにここにも豆、入っております。

【次第に多国籍化してゆく食卓】

60年代は「チキン×イモ×野菜」のワンプレートと、再び手作りの品に逆戻り。続く70年代は、突然の「チーズフォンデュ」。80年代は「ハンバーガー&マカロニチーズ」、90年代は「タコス」と、どんどん簡略化&多国籍なメニューへと変貌を遂げていくところが興味深いっ。

【おおお、寿司が出てきたゾ……!!】

そうして2000年代、食卓に登場したのは、我らが「お寿司」! 寿司……わかってはいたけれど、「100年の歴史」にフィーチャーされるほど主流なディナーメニューになっていただなんて……感慨深いわ。どんだけ愛されてるんですか、お寿司。抜群の知名度、お寿司。

【超健康志向な2015年】

最後の2015年は、「グリルしたサーモン&ケールサラダ&キヌアピラフ」と、超ヘルシー。お寿司のあたりから “高カロリーファストフード指向” は鳴りをひそめ、一転、健康的なローカロリーフードへ移行しつつあることがよ~くわかるVTRとなっておりました。

さてさてあなたは、本日登場したメニューの中で、どれがお好みですか? 観ているだけでお腹が鳴っちゃう同作を、それではごゆっくり、お楽しみくださいませ!

参照元:YouTube(Mode)
執筆=田端あんじ (c)Pouch