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みなさーん、もう年賀状の準備はお済みですか? もしもあなたが来年4月に入社を控えているというのであれば、内定先の会社、年賀状リストに入ってる?

採用内定者がその企業やお店、あるいは学校などに出す年賀状を出すことは、「必ずすべきこと」ではありません。

しかし最近では、学校の就職課から「年賀状を内定先に送りなさい」という指導を受けるケースもあるよう。また「内定先から年賀状が届いたけれど、こちらからは出していない」といった事態に陥った場合は、非常に気まずい……!

【出さなくてもいいけど、出しておいて損はない!?】

年賀状を出さないからといって内定先からの評価が下がることはおそらくないでしょうが、印象が良くなることは、間違いないと思われます。

また帰省中や、年明けに年賀状が届くことも考えられるので、念のために準備をしておいても損はないはずです。

【気をつけたいこと】

ウェブサイト「ビジネスマナーと基礎知識」によれば、内定先に年賀状を送る際に気をつけたいのは、次の2点。

・できれば手書きの方が望ましい。干支やおめでたい絵柄など、イラスト入りのものを用いるのはOK。
・文面を印刷した年賀状を出す場合には、「文章の内容が失礼なものではないか」「不適切ではないか」などのチェックをした上で、数行でいいから手書きの文章を書き添える。

そのほか注意すべきは、「敬語の使い方」「宛名の書き方」「誤字・脱字」など。なお宛名は、「役職名のあとに、氏名+様」と書くようにしましょう。

【新年の意気込みを書き添えて】

一方ウェブサイト「いんさつどっとねっと」によれば、間違えた場合、修正液などで訂正するのはNG。新しい年賀状に改めて書き直すのがベター、とのこと。内容に関しては、「採用をしていただいたお礼」そして「来年に向けての自分の意気込み」を書き添えるのが、望ましいようです。

そのほか「内定先への年賀状の書き方」について知りたいあなたは、上記2サイトおよびウェブサイト「年賀状.com」をチェックしてみてください。

【内定先に年賀状……出した記憶がない!】

ちなみに……現在34歳の記者(私)が内定を頂いた際には、年賀状を送ることはありませんでした。

2011年卒の編集部Nにも聞いてみたところ、「周りの友人10人くらいに聞いてみたところ、出している人はゼロでした」という返答が。某有名広告代理店内定者も出していなかったようで、「そもそもそういった発想がなかった」、とも。

【ツイッターを調べてみたところ……】

わかるよ、わかる。記者もこの記事を書くにあたり、「そうだったの!?」と驚きましたからね。

しかしツイッター上を調べてみたところ、「書くもんなの?」とおっしゃられている方がいる一方で、「内定先に年賀状を書いた」という方もたくさん! 今やこれ、常識なのでしょうか?

【人事「もらったら嬉しい」】

なお編集部N曰く、「テレビ局の人事関係の人にも聞いてみたのですが、もらったら嬉しいけど、届かなくても気にならないよ、と言われました」とのこと。

たしかに年賀状をもらうって、嬉しいことですもんね。こちらの声もぜひ、ご参考に!

参照元:ビジネスマナーと基礎知識 いんさつどっとねっと年賀状.com
執筆=田端あんじ / 画像 (c)Pouch