本日みなさまにご覧いただくのは、動画サイトVimeoに投稿されていたショートフィルム『The Present』。
薄暗い部屋の中に閉じこもり、1人きりでゲームに没頭している少年。彼のもとへ母が届けたのは1匹の子犬でした。しかしよく見ると、子犬には1本、脚がありません。
少年は初め、そのことを疎ましく思い、顔をしかめます。子犬がいくら自分に懐こうとも、邪険に扱ってしまうのですが……。
【世界の映画祭で59の賞を獲得】
ドイツにあるアニメーション学校「Visual Effects and Digital Postproduction at the Filmakademie Baden – Wuerttemberg」のJacob Freyさん率いるチームによって制作された同作は、世界180カ国の映画祭に出品され、59もの賞を獲得している注目作です。
【子犬が頑なになっていた少年の心を動かす】
ハンディキャップをものともせず、元気よく遊び、健気に少年のもとへ寄ってくる子犬。睨まれても、蹴られても、「一緒に遊ぼうよ!」と無邪気な表情を浮かべる姿を、少年は次第に無視できなくなってきます。
【最後の瞬間まで見逃さないで】
心を動かされた少年は、立ちあがり、子犬と遊ぶべく、ようやく外へと出かけます。作品最大の見どころは、この、少年が立ちあがった瞬間です。
このとき “すべてがわかる” ので、どうか最後までご覧になってみて。
【泣いちゃうかも】
ちなみに記者はラストシーンを目にした瞬間、涙腺が崩壊しました。そんなわけなので、ご覧になる際にはくれぐれもご注意を。
参照元:Vimeo
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼そういうことだったのね……
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