新曲をリリースするたびに、芸術性の高いユニークMVを発表。世界を驚かせ、なおかつハッピーにしてくれる米人気バンド「OK Go(オーケー・ゴー)」が、2月11日、最新MV『UPSIDE DOWN & INSIDE OUT(アップサイド・ダウン&インサイド・アウト)』をフェイスブックで世界一斉公開したよ!
毎回毎回、嗜好を凝らしたシチュエーションをチョイス。過去には一輪車によく似たパーソナルモビリティー「UNI-CUB β(ユニカブ ベータ)」にまたがって “一発撮り” したMVが注目を集めましたが、今回の作品もやはり、 “一発撮り” 。
世界初、無重力空間で撮影された(!)、テンションブチ上がること間違いナシな作品に仕上がっているのよ……!
【空を飛ぶ特別機の中で撮影】
ロシアの宇宙開発全般を担当する国営企業「ROSCOSMOS(ロスコスモス)」と「ガガーリン宇宙飛行士訓練センター」、さらに、ロシアの国内線では最大手の航空会社「S7航空」の全面協力を得て撮影したという同作。
【無重力状態を保てるのはたった27秒間】
訓練用の特別機が空中を放物線上に飛ぶ際に生まれる “無重力状態” を利用して撮影しているのですが、この “無重力状態” を保つことができるのは、27秒のみ。
楽曲はおよそ3分なので、メンバーはこれを8回連続で繰り返して、撮影に挑んだんですって。ひいい。
【一発撮りではあるけれど……】
無重力状態が終わり、もういちど同じ状況を作るために必要な時間は5分。すべてを撮影し終えるまでに、45分もかかっているのだそうで、一発撮りとはいえど、時間は仕上がった作品の何倍もかかっているのであります。
【スタッフのみなさん、お疲れ様でした!】
非無重力状態になったら、撮影に使用した小道具などをすべて片付けて、次のシーンの準備をする。その状況を想像するに、バンドメンバーはもちろん、参加したスタッフもさぞや大変だったことでしょう……。
【シーンのつなぎ目にも注目してみて】
ちなみに……どこでつなぎ合わせているのか、その答えをお教えするので、ぜひこの点にもご注目を。
公式サイトによれば「0:46」「1:06」「1:27」「1:48」「2:09」「2:30」「2:50」が、シーンとシーンのつなぎ目。音楽に合うよう編集がなされているため、27秒間隔ではありませんのであしからず。
【アルバムも聴いてみるべし☆】
見応えたっぷり、ワクワクが止まらない唯一無二のMV『UPSIDE DOWN & INSIDE OUT』。繰り返し観たくなる同作が収録されたアルバム『HUNGRY GHOSTS(ハングリー・ゴースト)』も必聴モノですので、興味を持たれたあなたは、ぜひ参照元にてチェックしてみてね〜!
参照元:OK Go、Facebook(OK Go)、Instagram(OK Go)、Victor Entertainment
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼予告映像はこちら
▼撮影の裏側がよくわかる、彼らのインスタグラムも要チェックです☆
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