ニッポンのソウルフード “おにぎり” をフィーチャーした「おにぎりフェア」が、2016年3月7日(月)から3月11日(金)までの5日間、カタールの首都ドーハで開催されます。
一般社団法人おにぎり協会によって行われるこちらのイベント会場となるのは、現地にある和食レストラン「JUNKO Sushi & Japanese Dining」。
【どんなことをするの?】
イベントでは同協会が中近東の方々に向け開発したオリジナルおにぎりが振舞われるほか、おにぎり協会の賛助メンバーで、東京で1番古いおにぎり専門店「おにぎり浅草宿六」の3代目三浦洋介さんが、現地の外国人シェフたちにおにぎりの握り方を伝授するといった企画も。
野菜や魚で作ることができる「おにぎり」は、近年 “ハラルフード” としても注目を集めているのだそうで、これを機にますます人気が高まりそう!
【 “ハラル(ハラール)” ってなあに?】
なお “ハラル(ハラール)” とは、アラビア語で「許可されたもの」という意味。イスラム法で許された項目を指し、主としてイスラム法上で食べることが許されている食材や料理のことを指します。
記者(私)が若かりし頃、アルバイトをしていたレストランにもイスラムを信仰している友人たちがいたけれど、彼らいわく、お鍋も包丁もまな板も、1度でも禁止されている食材に触れたらアウトなのだそうで、 “食べられるものを探す” ことにも苦労していたっけ。
【おにぎりはダイエットの強い味方!?】
そして同協会によれば、おにぎりは近年「ダイエット食」としても熱視線を浴びているのだそうで、炭水化物で成り立っていることを考えると、これはちょっぴり意外!
【脂肪分が少ないことが利点】
「欧米食のように脂肪を摂りすぎない」「主食となるお米に、ミネラルやビタミン、たんぱく質などが摂れる具材を組み合わせれば食事として成り立つ」といった特性に加えて、冷えたごはんは温かいごはんと比べると「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」といって、糖として吸収されにくいデンプンが増えるという、ダイエッターにとっては大きな利点もあるのだとか。
ラーメンに続き、おにぎりが世界を席巻する日も、そう遠くはないのかも? カタールの人々は果たしてどのような反応を示すのか、非常に気になるところですね!
参照元:アットプレス 、JUNKO Sushi & Japanese Dining 、一般社団法人おにぎり協会
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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