世界トップ4の気球イベントのひとつ「キャンベラ・バルーン・スペキュレーター(Canberra Balloon Spectacular)」は、オーストラリアのキャンベラで毎年3月に開催されている、 “秋の訪れ” を告げるお祭りです。南半球だから、春じゃなくて秋、ね。
早朝からスタート、9日間に渡って行われるこちらのイベントでは何百にもおよぶ気球が飛ばされ、その多種多様なデザインが毎回注目を集めているのですが……。
2016年3月12日から20日まで開催された今回の大会でもっとも話題となったのは、なんといってもこれ。サイモン・アスキー(Simon Askey)さんによる「カールじいさんの空飛ぶ家」気球です!
【映画そのままの姿に感動】
「カールじいさんの空飛ぶ家」とは、ご存じピクサー・アニメーション・スタジオが製作した、2009年公開のアニメ映画。
【使用した風船は600個】
劇中、家に風船をいっぱい結びつけて旅に出る、カールじいさん。ここから着想を得たというアスキーさんの気球は、無数の風船の絵が描かれた巨大なバルーンの表面に、600個の風船を付けることによって作り上げられています。
映画の中から飛び出てきたかのような気球は、遠くから見ても非常に目立つ! なおウェブサイト「HELLO GIGGLES」の報道によると、アスキーさんはカールじいさんさながら、この気球で世界を旅する予定なんですって。夢あるう!
【たくさんの人がその姿をとらえておりました】
アスキーさんの気球は人気が高いようで、あらゆる人々が写真を撮影、自身のフェイスブックやインスタグラムに投稿している模様。中でも、カメラマンのカヤカー(kayaker)さんによって撮影された「カールじいさんの空飛ぶ家」気球は必見です。
目にした瞬間、誰もが乗ってみたくなる。子供はもちろん大人もワクワクしちゃうその全貌を、それではごゆっくりお楽しみくださいませ!
参照元:Canberra Balloon Spectacular、Facebook / Events ACT、Facebook / Kayakcameraman/、HELLO GIGGLES
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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