今や抹茶はお菓子のフレーバーとして欠かせない食材。ただし、日本人といえども抹茶そのものを味わう機会は、めったにないですよね。
2016年3月に表参道エリアにオープンした「裏参道ガーデン」内には、作法などを気にせず気軽に抹茶を自分でたてて、スイーツとともに味わえるカフェがあるんです!
【和の雰囲気が落ち着く店内】
そんな“お抹茶体験”ができるのは、京都の老舗日本茶店「宇治園」が運営するカフェ。古民家をリノベーションした建物の一角にあります。
カウンター席で囲まれた小さなお店ながら、お茶の道具やかわいいパッケージの商品が整然と並ぶ、落ち着いた雰囲気です。
お目当ての抹茶は650円と800円の2種類から選べます。さらにプラス200円で、オリジナルのほうじ茶または抹茶を使った「くりーむパン」「くりーむあんパン」「おまんじゅう」のいずれか1つをセットにできます。
【ひんやり冷たいふわふわクリームが美味!】
今回は、お店の方おすすめの「ほうじ茶くりーむパン」をチョイスしました。
お茶の準備を待つ間に、小ぶりでひんやり冷たいパンをいただきます。
一口ほおばってみると、驚くほどクリームがふわっふわ! まるでホイップクリームを食べているみたい~!
クリームの甘さはごく控えめで、香ばしいほうじ茶の風味がふんわり口に広がります。
さすが日本茶専門店が手がけたものとあって、とってつけたようなお茶の味ではなく、あくまで自然で上品な味わい。冷たいパンなのに生地が固くならず、しっとり柔らかなのもいい感じ!
【作法が分からなくても大丈夫】
抹茶の準備ができると、にこやかな店員さんが丁寧に点て方を教えてくれるので安心です。あらかじめ好みの茶碗を選ばせてもらえるのも、なんだか楽しい~。
抹茶がきれいに泡立って、ちょっとした達成感が得られちゃいました! 大和撫子になった気分かも…♪
お茶菓子として濃厚な味わいの抹茶・ほうじ茶の生ショコラや、煎茶がついてくるのもうれしいところ。一つひとつの量は少ないものの、コクと奥行きのある味わいに大満足です。
「宇治園」では、肩ひじ張らずに本格的な抹茶が味わえるうえ、日本茶の魅力を改めて体感することができました。ちなみにこのお店では、抹茶のソフトクリームも人気だとか。
休日にゆったりとした気分で、おいしいお茶とスイーツを味わいたい方におススメです~☆
参照元:裏参道ガーデン、宇治園
画像・執筆=沢野ゆうこ(c)Pouch
▼日本酒やワイン、お香のお店など数店舗が集合した「裏参道ガーデン」。通りから奥まった所にあるので見逃さないようご注意!
▼「宇治園」は1階にあります。
▼オリジナルのお茶のパッケージもかわいい!
▼お抹茶の茶わんは好みのものを選ばせてもらえました☆
▼くりーむパンが人気の「八天堂」とのコラボから生まれたのだそう。
▼ほうじ茶のクリームがふわっふわ♡
▼お茶席と違い、作法が分からなくても安心です♪
▼抹茶・ほうじ茶の生チョコは濃厚なおいしさ!
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