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海外で暮らしていると、ビックリしてしまうような日本文化に遭遇することが多々あります。例えば、日本酒よりもワインが進む独創的なSUSHIに出合ったり、「果肉が餅から吹き出します!」が謳い文句のマンゴー大福を見つけたり……。

海外で発見する日本文化の多くは、外国人目線の日本。なかには、相当な勘違いは含まれていることも……。「日本に興味を持ってくれてありがとう!」と、ちょっとした勘違いであれば微笑ましくもあるのですが。

今回は、そんな外国人の視点で日本企業が制作した、日本文化を勘違いしすぎているハイレベルな動画をご紹介したいと思います。

【ふざけまくったCM】

日本をこよなく愛するフランス人の友人から「ふざけた日本文化を紹介する動画が面白い。マジ笑える!!」と、ユーチューブ動画のリンクが送られてきました。

再生してみたところ、日本の間違った裸足文化をさまざまな角度から紹介する「外国人からみた『はだしの国 日本』」というものでした。英語っぽい声が聞こえるものの、主音声は日本語だし……。なんなんだこれは〜ッ!!

【日本人だからこそ、笑える「裸足」ネタ】

動画では「日本人は日常生活をいつも裸足で過ごしている」「卒業アルバムには顔の代わりに裸足を撮影」「アイドルのサイン会では足形をゲット」「日本は手相ではなく、足裏で運を占う」「お見合いで相手を選ぶ決め手となるのが裸足」など、えっ? と驚くようなありえない裸足文化をフィーチャー。

「小股の切れ上がった」という表現が日本では美人の代名詞となっていると伝えているなど、かなり手のこんだ「勘違い」っぷり。

【美容系メーカーが本気で作ったおふざけCM】

じつはこの動画、足の角質ケア「ベビーフット」などの美容商品を展開する日本企業・リベルタ社が制作を手がけたCM。つまり「角質ケアを使って、キレイな裸足を目指そう」というメッセージが込められているわけです。

それにしても、なんという衝撃の勘違いっぷり! フランス人の友人も「この動画おかしくない?」と心配したレベルです。

公式サイトによれば「裸足で日常を過ごし、美しい裸足を美徳と考える日本人をコミカルに描いた」「まるで外国の方が日本文化を少し違った捉え方をしてしまったような日本の間違った文化を表現している」ということで、完全にふざけてます。肝心の企業メッセージが埋もれてしまっているような気がしなくもないけど、面白すぎるからまあ、いいか。

現在は短編バージョンをテレビCMで放映中の「外国人からみた『はだしの国 日本』」。ロングバージョンの動画も一見の価値アリですよ!

参照元:ベビーフット

執筆=sweetsholic (c)Pouch