inferior

「人気者の男子からモテモテのAちゃんと、冴えない男子さえ寄ってこない私」と、外見格差を意識させられた10代。「Bちゃんは商社OL、私は中小企業の事務員」という職業格差を痛感した20代。「Cちゃんは結婚して幸せな家庭を築いているのに、私は未だ事務員・独身」という人生格差に寂しくなりそうな30代。

悲しいかな、私たち人間はいくつになっても、他人と比較してしまう悪いクセがあります。

アンケートサイト「みんなの声」では「他人よりも劣っていると感じるとき」の調査を敢行。年代別・男女別の感性の違いに、思わずうなずいてしまいそうなんですよ、これが!

【「劣等感」を感じてしまうのは、こんなとき】

10代〜60代の回答者より、総投票数12,206票を集めた「自分が劣っていると思う瞬間」のアンケート調査。総合の結果は次のようになっています。

1位:同僚が自分のわからないことを簡単にこなしたとき(2,803票)
2位:自分より年収が高いことが分かったとき(2,089票)
3位:自分と同世代の人が綺麗な格好をしているとき(2,043票)
4位:他の人が気にならないことにも腹が立つとき(1,132票)
5位:彼氏・彼女が美形だったとき(761票)
6位:友達の家が自分の家より立派だったとき(685票)
7位:友人のSNSのコメントが沢山ついているとき(513票)
その他(2,180票)

【年代別の結果の違いがオモシロイ!】

職場の同僚には、得てしてライバル意識を感じやすいもの。1位は納得の結果では? 続いて2位の年収も、30代〜60代の世代で気にする人が多い模様です。そして10代では「彼氏・彼女が美形だったとき」、20代では「自分と同世代の人が綺麗な格好をしているとき」が2位にランクイン! 

10代や20代の頃は、他人の目が気になるということでしょうか。それにしても「彼氏・彼女が美形だったとき」って……。

【男女でも結果の違いが明らか!】

男女別でも違いがハッキリ分かれています。男性の1位は「自分より年収が高いことが分かったとき」、2位は「同僚が自分のわからないことを簡単にこなしたとき」、3位に「他の人が気にならないことにも腹が立つとき」と続きます。

これに対し、女性の1位は「同僚が自分のわからないことを簡単にこなしたとき」、2位は「自分と同世代の人が綺麗な格好をしているとき」、3位が「自分より年収が高いことが分かったとき」。

私(記者)は、2位の「同世代の綺麗な身なり」に激しく納得!! 女性たちは職場や飲み会の同世代女性に対して、ドン小西も顔負けの脳内ファッションチェックを自動的に行い、自分と比べては一喜一憂してしまうのです。(あれ、私だけ?)

他人の芝生は青く見えてしまうものです。他人と比較するのをやめない限り、劣等感はついてまわるのではないかと思うのですが、いかがでしょう?

参照元:みんなの声「つい人と比べて自分が劣っていると思う瞬間」
画像:ぱくたそ
執筆=横山ローズ (c)Pouch