「ただイケ(ただしイケメンにかぎる)」という言葉がありますが、実際にそうかといえば、答えはNO。「いくらイケメンでも(いろいろな意味で)残念なイケメンはいや!」という女性の方が大半なのではないかとわたしは思うのですが、さていかがでしょうか。

アンケートサイト「みんなの声」による調査「イケメンなのにモテない人。なぜだと思う?」によると、総投票数8505票のうち、総合ランキングで1位を獲得したのは「常識がない」(3228票)。続く2位は「ナルシスト」(1788票)で、3位は「2人になるとツマラナイ」(1518票)という結果となっていました。

【年齢によって意見がわかれていました】

さらに年代別ランキングをチェックしてみたところ、10代以下から20代の1位は「ナルシスト」ですが、かたや30代から60代以上の1位は「常識がない」という結果になっておりまして、これまた興味深い!

日々社会で揉まれている30代オーバー世代にとって、「常識がない」ことが大きなマイナスポイントとなるのは自然なことのように私は思えます。もし相手の発言や行動にそういうところが見えてしまったら、たとえイケメンだったとしても、始まるはずの恋も始まらないのかもしれません。

また反対に、良識のある大人な振る舞いをされると、イケメンとはいえなくても一気に心をつかまれてしまうことがありますよね♡

【実際にあった「イケメンなのにモテない」例】

ちなみに「ナルシストがイヤ」という意見は、私の友人(20代女子)からもよく聞く言葉~! 「車窓に映る自分をうっとり見つめながらずーっと髪型を直している姿を目撃してしまい、100年の恋も冷めた。」友人は眉間にしわを寄せながら、そう話しておりました。うん、わかるよわかる。

Pouch 編集部の女性メンバーにも、「今まで遭遇した “イケメンなのにモテない人” 」について聞いてみました。

40代スタッフ:
「昔の同僚にいました。顔は池松壮亮さん似なのですが、足が劇的に臭い人でした。目がシパシパするレベルのニオイで、みんな最初はいいなあと思ってるのに、やはりこれがネックになるのか、モテている感じはしなかったです」

30代スタッフ:
「20代にしか見えない “脅威の50代” といわれていた美男子の元同僚。とにかく仕事ができなくて……パソコンがフリーズしたとかExcelが壊れたとか新入社員の私に泣きついてくるのです。そのへんのぶりっ子女子の何倍もナヨナヨしてましたね」

ふおお。その、どちらもなかなか、パンチのある男性ですね……! こういったエピソードを聞いてやはり、「ただイケはありえない」ということを実感したわたしなのでありました、ハイ。

参照元:みんなの声「イケメンなのにモテない人。なぜだと思う?」
執筆=田端あんじ、画像=Pouch編集部  (c)Pouch