場所はタイ・バンコクのショッピングモール。美しい革製品に魅せられて、多くの買い物客が洗練されたショップに入っていきます。
しかしひとりの女性が商品を手にとった瞬間……悲鳴をあげて後ずさりしてしまいました。このお店では一体何が起きているのでしょうか。
【2週間で動画再生回数が196万回を超えた話題の動画】
ご紹介するのは、広告代理店Ogilvy & Mather Advertising Bangkokが動物愛護団体Peta Asiaと共同で製作した動画「Behind the Leather(革製品の裏にあるもの)」。
4月29日にYouTubeで公開された後、瞬く間に世界中で話題となり、現在の再生回数はすでに196万回を上回っています。
【バッグの中を覗くと……】
動画の中で、ワニ革のバッグを手に取って中を覗き込んだ女性が目にしたのものはなんと、ワニの内臓(と思われるもの)でした。リアルさを追求したこの動画では、心臓もバクバク動いています。ヒィィィィ。
さらに男性がジャケットを広げると、中にはワニの筋肉が。ベルトの裏にはヘビの肉片がつき、試着した手袋から抜いた手は血まみれに……顔を背けたくなる場面が続いていきます。
【革製品の裏にある残酷な現実】
この動画は、動物を革製品に加工することの残酷さを訴えたもの。製作したPeta Asiaのホームページでは、劣悪な環境で飼育され、無残な殺され方をして加工されていくワニやヘビの様子が紹介されています。
美しさに目を奪われて思わず手を伸ばしたくなる革製品の数々ですが、その裏で起きている現実を、今一度見つめ直してみる必要もあるかもしれません。
参照元=YouTube / The PETA Asia Pacific、Peta Asia
執筆=南野バンビ(c)Pouch
▼リ、リアルすぎる……
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