先日、Pouchでも記事にしたこちらの問題。「イギリス在住のニコラ・シアン・ソープさんという女性が、臨時職員を務めている会社からハイヒールを着用していないことを理由に強制的に帰宅させられた」というものですが、まだまだ議論は続いているようです。
イギリスの週刊誌『STYLIST』がFacebook上で公開したのは、『STYLIST』編集部の男性陣がハイヒールを履いて一日過ごしてみたという動画。
10センチ近いヒールのある靴で9時間労働するのがどれだけ苦痛を伴うか、まだわからない? だったら実際に男性たちにも同じ気持を味わってみてもらおうじゃないの、というわけです。
【女性に強制するんなら男性たちも履いてみるがいい!】
動画とともに『STYLIST』から書き込まれたのはこんな文章。
女性にハイヒールを履いて仕事させるのはイギリスではまだ合法的みたい。だから私たちのオフィスの男性陣にも同じことをやってもらったわ。
試すのはもちろん、これまで一度もハイヒールなんて履いたことがないであろう男性たち。いったいどんなリアクションを示すんでしょうか!?
【最初はちょっとウキウキな男性たち】
ハイヒールを渡されて、最初はちょっとウキウキ気味な男性スタッフ陣。履いてみて「走れるかな~?」なんておどけてみたり、その場で踊ってみたりね。でもこの笑顔、どこまで続くかしらね?
【だんだんと本音が……】
階段を降りるとき、「簡単さ」なーんて言いつつも、すべって思わず「ファ●ク」と口走ってしまったり、社内を闊歩するはずが足を曲げてヘロヘロ歩きになってしまったり。歩くのが遅すぎて、ランチの約束に遅刻しそうになったりも……。
そして次第に、男性たちからは本音が飛び出します。「女性たちはなぜこれで走れるかわからない」「これはかなり怖い」「女性たちにこうしたことを強制してただただ申し訳なく思う」などなど。
【「ハイヒール問題」はどう決着する?】
ソープさんはたしかに、雇用の際に服装規定内容に同意したかもしれない。それでも女性が10センチ近いハイヒールを履いて9時間労働することが苦痛をともなうことに変わりはありません。
イギリスの「ハイヒール問題」にさらに一石を投じることとなるかもしれない今回の動画。ふだんはハイヒールを履かない皆さんも、これを観るとその大変さが理解できるかも!?
参照元:Facebook(Stylist Magazine)
執筆=鷺ノ宮やよい (c) Pouch
▼【動画】『STYLIST』男性陣がハイヒールを履いて一日過ごしてみた!
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