南アフリカ共和国にあるクルーガー国立公園で1匹のクロサイに遭遇したのは、パークスタッフのアンドリューさんとサムさん。
チーターを観察し、帰路につこうとしていたところの偶然の出会い。「これはチャンス!」とばかりにクロサイへ向けてカメラのシャッターを切り続けていたところ……うわあああ! サイが勢いよく突進してきたあああ!!
【ブレーキ音がクロサイを刺激】
観ているこちらまでもが心臓バクバク、臨場感たっぷり。迫力満点の映像をYouTubeに公開していたのは、クルーガー国立公園のアカウント。
また、同公園の野生動物についての情報を発信している「Latest Sightings」によると、サムさんははじめ、クロサイが大きな岩にしか見えなかったのだそう。ですが、クロサイだとわかるや否や、その珍しい光景をなんとかフィルムに収めようと車を停車。その際に鳴り響いたブレーキのキーキー音が、サイを刺激してしまったようです。
【きたきたきたーーー!!】
迷うことなく、一目散に車へ向かって猛ダッシュしてくるクロサイ。
その勢いに驚き撮影を中断、慌てて車を走らせたアンドリューさんとサムさんでしたが……残念ながら、動画はここで終了しています。ひいい、彼らは一体この後、どうなってしまったのかしら!?
【サイは直前で引き返したらしい】
「Latest Sightings」のブログによれば、クロサイは車窓からおよそ20cmの距離で突撃を止めて、くるりと向きを変えて去っていったのだそう。後に撮影したビデオを見返しては、クスクス笑いが止まらなかったと彼らは話しています。何事もなくて本当によかった!
クロサイもおそらく必死だったのでしょうが、人間は人間で、また必死。緊迫した雰囲気がビンビン伝わってくる貴重な動画を、それではさっそくご覧になってみて。
参照元:LATEST SIGHTINGS、YouTube
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼これは怖いわ
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