ポーランドでデザインを学んでいる学生、エヴァ・ダルシット(Ewa Dulcet)さんが制作したスツールは、一見すると、シンプルな木製のスツール。しかし座るところを手でグッと押したとたん、ふわぁっと窪んでしまったではありませんか!
このスツールに使われた素材は、松でできた薄い板とゴム。木製であることに間違いはないのだけれど、注目すべきポイントは、板を細かなパーツに分けて切っている点です。
【なぜ弾力性があるのか】
小さくした板に穴を開け、ゴムでそれぞれをつなぎ合わせているので、座ったときに弾力性があるみたい!
木だと思って座った瞬間ブワンとたわんだら、ビックリして立ち上がってしまいそうです。なんともユニーク、ありそうでなかったアイデアに目からウロコ。こういった遊び心ってグッときちゃいますよね。
【お肉が挟まったりしないのかな?】
革新的かつグッドデザイン。だけど……これって、木と木の間に洋服の生地や、お尻のお肉やが挟まっちゃう心配はないのかしら?
個人的にはどうしても、そこだけが気になってしまう……。まだ商品化される予定はないようだけれど、もしもお尻のお肉を挟んじゃう可能性がゼロじゃないなら、商品化のときにはぜひ改善していただきたい!
【座ってみた〜い!】
実際に目で見て、手で触れてみたくなる。美術作品のようなダルシットさんが作った木のスツールに、1度座ってみたいものですね!
参照元:Behance
Photo:Ewa Dulcet, used with permission
執筆=田端あんじ (c)Pouch
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