企業の信用リスク管理などを行う、リスクモンスター株式会社が、第1回「ナルシスト企業ランキング」なる調査結果を2016年11月25日に発表しました。
20歳から39歳の未婚男女800名に尋ねた結果、映えある(?)1位に選ばれたのは「電通」。2位が「アップル(Apple)」、3位が「トヨタ自動車」で、同率4位が「国家公務員」と「ソフトバンク」といった結果となったようです。
ブラック企業ランキングとか、最近はいろんな企業ランキングが話題ですけど……、そもそも「ナルシストな企業」ってなんなんですかね!?
【ナルシスト企業ってどういうこと?】
このランキングに対する、リスクモンスター株式会社の説明は
「ナルシストとは、本来『自己愛』や『自己陶酔』を表す言葉です。本アンケートは、企業に勤める者が、その企業に勤めることによって、自社の事業内容や商品・サービス、社風、業界内ポジショ ン、雇用条件・待遇などに対して多大な自信や愛情を持ち、『ナルシスト』と他社から評価される一 因になるかを調査したものです。」
とのこと。あらためて、1位から10位までのランキングはこちらとなっております。
1位 電通
2位 アップル(Apple)
3位 トヨタ自動車
4位 国家公務員 、ソフトバンク
6位 東京電力
7位 スターバックス
8位 オリエンタルランド、楽天
10位 エイベックス、フジテレビジョン
【どうして「ナルシストな企業」だと思ったのかな?】
それにしても回答者のみなさんは、一体何を基準にして企業の名前を挙げたのでしょうか。選択した理由を尋ねてみると、また新たな発見がありました。
「電通」に対しては「プライドが高い」「派手な印象がある」といった意見が大多数を占めていた一方で、2位の「アップル」には「自社製品に対する愛情が強い」、3位の「トヨタ自動車」には「業界世界一としての誇りがある」といった具合に、好意的な意見が多く見られたようなのです。
【プラスとマイナス、2つのイメージがあるようです】
どうやら企業によって、「偉そう」「傲慢」というマイナスなイメージと「製品やサービスに誇りを持っていそう」「愛社精神が高そう」というプラスのイメージ、大きく2つに分かれているようですねぇ。
ちなみにリスクモンスター株式会社によれば、前者のイメージとして挙げられたのは「電通」のほか「国家公務員」「東京電力」など。後者は「スターバックス」「オリエンタルランド」などの名前が挙がっていたみたい。
あくまでイメージですので実際のところはどうかわかりませんが、マイナスなイメージが持たれてしまうのも一種の有名税ってやつなのかもしれません。だってそれなりに影響力を持っていたり名前が広く知られたりしていなければ、いくら自己陶酔したくてもできないもんねぇ……。
参照元:リスクモンスター株式会社
執筆=田端あんじ (c)Pouch
▼6位から19位まで / メディアやIT、エンタメ系企業が「ナルシスト」だと思われているみたいです
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