春からひとり暮らしを始める人を始める人も多いはず。期待に胸をふくらませる一方で、気になるのが「防犯対策」です。ひとり暮らしの女性が狙われるという事件もよく耳にしますので、しっかり防犯して快適に過ごしたいところですよね。

そこで、引越し比較・予約サイト「引越し侍」を運営する株式会社引越し侍が、554人の女性にアンケートを実施した結果をまとめた「女性の一人暮らしの防犯対策に関する調査」から、物件選びのポイントや実践している対策など、リアルな防犯事情をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

【物件選びのポイント1位は「2階以上」】

まず「家を選ぶ際、防犯面で重視しているところ」を聞いたところ、1位は「2階以上」で、およそ6割が回答していました。「侵入されやすい」「のぞかれやすい」などの理由から、1階の物件は避けている女性が多いという結果に。

2位は「TVモニターつきインターホン」、3位は「オートロック」、5位は「防犯カメラ付き」で、防犯対策がしっかりしている物件を選んでいるようです。

【実体験では「周囲の明るさ・人通りの多さ」が重要】

続いて、「実際に住んでみて重視した方がいいと思ったところ」を聞いてみると、「家までの道のりの明るさや、人通りの多さ」「助けを求められる店舗や公共施設があること」、また、近所にどんな人が住んでいるかをチェックしている女性が多く、帰り道や自宅周辺の安全性を重視すべきという声が多くみられました。

家の近くに交番やコンビニ、ファミレスなどがあり、適度に明るく人通りがあるところが安心のようです。

【部屋の防犯1位は「カーテン」】

次に、部屋の防犯対策をしているという63%の人に具体的な方法を聞いてみると、1位は「ミラーカーテンや遮光カーテンをつける」と回答。カーテンならつけるだけですから、誰でも簡単にできますね。2位は「窓に補助錠をつける」、3位は「玄関の鍵を交換する」で、こちらは少し手間がかかりますが、窓や玄関の対策をしている人も多いようです。

【日頃から戸締まりをすることが大切】

最後に「普段、意識して行っている防犯対策」を聞いたところ、1位の回答は「不在時はもちろん、在宅時でも玄関・窓の鍵を締めている」で、日ごろから戸締まりに気を使っているという人が多いようです。

そして2位は「インターホンが鳴っても不用意にドアを開けない」、3位は「郵便受け・ポストに郵便物をためない」で、訪問者に対する防犯を心がけている人が多いという結果になりました。

ちなみに、私は「2階以上」「TVモニター付きインターホン」で、遮光カーテンにしていますが、今回の結果をみると、もう少し対策できることがあるかなと思いました。そして、家周辺の環境も確かに大切。あまりにぎやかすぎるのも困るけど、人通りが少なく、暗いところにポツンと建っているのも怖いですよね。物件を選ぶときは現地に行き、できれば昼と夜の両方をチェックすることも大切かもしれません。

とはいえ、ひとり暮らしは楽しみが多く、成長できるチャンスでもあります。今回の結果も参考に、しっかり防犯してひとり暮らしを満喫しましょう!

参照元:プレスリリース
画像=ぱくたそ
執筆=シナモン (c)Pouch